ここ数年、渋谷川など、暗渠となって都内を流れる川が話題になっている。 最近では週刊文春の記事がていねいに取材されており、たいへん興味深かった。 都内の暗渠は有名だが、多摩地区の暗渠なんか誰も知らないし、興味もないだろう。 しかし我が地元にも恩田川、そして鶴見川へ連なる支流が暗渠となって存在しているのである。 田園都市線の「すずかけ台」駅と「南町田グランベリーパーク」駅の間に、暗渠の出発地点となる源流がある。 まさに田園都市線の土手の元である。 この付近は宅地造成が始まる1970年ころまで一面の田んぼだった所だ。 暗渠になる以前の小川にはザリガニやドジョウが豊富に生息しており、春にはカエルの産卵地になっていたことを記憶している。 ウナギが採れることもあったらしい。 源流から200mほど。 親子連れでにぎわうつばき公園の周囲を直角に曲がり、暗渠が続く。 つばき公園からさらに徒歩数分で、やなぎ公園に到着。 ここでは数メートルの区間だけ、水の流れが現れる。 きれいな水だ。 やなぎ公園を抜けると、再び暗渠となり、住宅の間を潜るように流れが続く。 そして、どうやらこの先が行き止まりになっているもよう。 近づいてみると、ここから先は入れないようになっていた。 行き止まりの反対側。 およそ50mくらいの区間が封鎖されていた。 防犯上、人の出入りがないほうが良いのだろう。 ここからまた公道に沿って延々と暗渠が続く。 このあたり一帯も、以前は田んぼだった。 そして、またしても行き止まり。 しかし簡単な柵と標識が設置されているだけで、徒歩の通行は禁じられていない様子。 この真横から杉山神社の参道が見える。 普段は実に静かだが、元旦の初もうでには30分待ちになるくらい人が集まる場所である。 さらに100mほど進むと、暗渠は五差路の地下を斜めに突っ切って、姿を現すようになる。 暗渠ではなく、公道と住宅の間を小川となって流れる。 本来の姿である 川沿いの住宅は、道路まで橋をかける仕掛け。 道の両側は桜並木になっており、春先には数kmにわたって桜のトンネルが出現する、素晴らしい所である。 水辺に根付いて、桜の成長にもよいのだろう。 横浜線の線路とぶつかるところは、トンネルとなっていた。 長年住んでいても気にしたことすらなかったが、こんな仕組みになっていたのか。 トンネルを超えると、別の支流と合流し、立派な川らしくなる。 そして恩田川へ流れ込む。 恩田川の本流も、きれいな水流だ。 恩田川も、川の両岸が桜で埋め尽くされており、桜の季節は圧巻の風景となる。
毎年、多くの花見客であふれる、地域有数の桜の名所である。 恩田川を下ると鶴見川に合流し、川崎で東京湾へ流れ込む。 暗渠でなければ、今でも生き物たちが息づいていたかもしれない。
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ロバート・プラントの交通事故によって1975年のツアー中止を余儀なくされたレッド・ツェッペリンは、持て余した時間でレコーディングに集中し、翌1976年3月、世紀の名盤 "Presence" をリリースした。
そして1977年に入り、一年半ぶりに全米ツアーを再開する。 しかし "Presence" の曲も引き下げてのツアーにもかかわらず、この年も幸運に恵まれなかった。 4月19日、シンシナティのリバー・フロント・コロシアムでのライブでは、チケットが完売となり、ゲートを強行突破しようとした70名が逮捕された。 6月3日のタンパ・スタジアムでのライブは、激しい雷雨に見舞われて短縮され、暴動が発生して、またも多くの逮捕者を出す結果となった。 7月23日、カリフォルニア州オークランドでは、プロモーターのスタッフが激しく暴行を受けるという事件で、バンドのスタッフと共に、ジョン・ボーナムも逮捕される事態になっている。 そして7月30日、フレンチクォーターのホテルにチェックインした彼らを待っていたのは、ロバートの息子、カラックがウイルス性の疾患で急死したとの知らせだった。 ツアーはまたしても中止となり、さらに2年後の1979年のネブワース出演の直後にジョン・ボーナムが亡くなってしまう。 こうして、この年以降、レッド・ツェッペリンのツアーが再開されることはなくなってしまった。 1977年のツアーでの演奏は、様々な事件に加えて、ロバートやジミーの体調が芳しくないこともあり、今ひとつパッとしない。 とは言え、ツアーを再開したばかりの4月には2時間ほどの長さだったセットリストは、ツアーを続けるにつれてどんどん長くなり、7月には3時間半を超えるようになる。 ブート音源だけでなく、動画が残されているのも1977年の特徴である。 特に最終に近い7月17日のシアトルでのライブは、プロショットのマルチカメラによる動画として、奇跡的に丸ごと記録されている。 また、6月23日のカリフォルニア州イングルウッドでのライブでは、キース・ムーンがステージに乱入し、ロバートがドラム・キットの中へ避難する姿を観ることができる。 なお、今回の1977年のツアーの情報も、ledzeppelin.com を参照させていただいた。 この他、1969年から1975年までのライブと1979年の音源は、既に下記のように整理してあるので、併せて参照いただきたい。
1977年の全米ツアーは、オクラホマ州のオクラホマ・シティで始まった。
初日の4月1日の音源は見つけることができなかったが、ツアー2日めとなる4月3日分はいくつかの音源が残っている。
4月6日から10日までは、シカゴ・スタジアム。
シカゴ2日目の4月7日。
4月9日のシカゴ。
シカゴ最終日の4月10日。
4月19日と20日はオハイオ州シンシナティ。
4月20日、シンシナティ2日目。
その後、南部へ移動する。
4月23日、ジョージア州アトランタ。
4月25日、ケンタッキー州ルイーズヴィル。
4月27日と28日は再びオハイオ州へ戻る。
クリーブランドのリッチフィールド・コロシアム。
4月28日、クリーブランド2日目。
4月30日、ミネソタ州ポンティアック。
5月前半は休暇を取り、中盤から中南部を廻る。
5月18日、アラバマ州バーミンガム。
5月21日、テキサス州ヒューストン。
5月22日、テキサス州フォトワース。
東海岸へ移動し、メリーランド州ランドオーバーでは5月25日から3日間ライブが行われた。
ランドオーバー、5月28日分。
ランドオーバー、5月30日分。
そして6月7日から、ニューヨークのマディソン・スクェア・ガーデンで6晩、ライブが続けられた。
6月8日、マディソン・スクェア・ガーデン。
6月11日、マディソン・スクェア・ガーデン。
6月13日、マディソン・スクェア・ガーデン。
6月14日、マディソン・スクェア・ガーデン。
その後、西海岸でのツアーとなる。
6月19日のサン・ディエゴ。
6月21日からカリフォルニア州イングルウッドでは6晩ものライブが行われた。
6月22日 、イングルウッド。
6月23日、イングルウッド。
6月23日のライブでは、キース・ムーンがステージに乱入する一部始終が動画として残されている。
6月25日、イングルウッド。
6月26日、イングルウッド。
6月27日、イングルウッドでの最終日。
7月17日のシアトルでのライブは、3時間半にわたる動画として記録されている。
7月20日はアリゾナ州テンプ。
7月23日、レッド・ツェッペリンのツアーの最終地となったカリフォルニア州オークランド。
結果的に最終日となってしまった7月24日のオークランドでのライブは "No Quarter" が残されていた。
そしてこの直後、ロバート・プラントの息子が亡くなるという悲劇が到来してしまう。
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町田市議会議員・市長選挙の投票が2月22日に予定されている。
告示は一週間前の2月13日で、市議会議員36人の議席に向けて、既に駅前での街宣やポスティングなどが始まった。 様々な方面からの情報によると、日本維新の会(以下「維新」)は、市長選での独自の候補者の擁立に加え、市議会議員の候補者2名も公認するようである。 関東地方に住んでいると、幸い現在のところあまり維新の活動は目に入ってこないが、既に"不祥事のデパート「維新」やらかしリスト" でまとめたように、維新の議員たちは全国的に数々の不祥事をやらかしている。 地方議員に限っても、公選法違反での逮捕はもとより、傷害や下半身露出まで、ハレンチな事件のオン・パレードである。 首長でも、宅建法違反が露呈したり、市長室に勝手にサウナを設置するなど、やりたい放題だ。 国政にいたっては、カジノを廻る収賄や、公設秘書による殺人未遂など、目を覆わんばかりの惨状である。 いやしくも国政政党を名乗る集団で、ここまでハレンチでハチャメチャなのは、自民党を含めてもさすがに見当たらない。 もはやこれだけでも、なぜ「町田に維新は要らない」のか、説明は尽くされていると言えるだろう。
さて、この2週間ほどの間、維新を廻っていくつかの騒動があった。
一つ目は、菅直人・元首相によるこのツイートである。
これに橋下徹が激しく反応した。
この「ヒットラーへ重ね合わす批判は国際的にはご法度」とのご高説、いったいどこから持ち出したのであろうか。
そんな話は一度も耳にしたことがない。 もちろんナチス式の敬礼などは社会的生命を絶たれるほど「国際的なご法度」であるが、よくもまあテキトーなことを言うものだ。 当然、菅・元首相は言いがかりを撥ねつけた。 当たり前である。
そして、なぜかここで維新の幹事長・馬場が登場。
大勢のメディアを引き連れて菅・元首相の元へ抗議に現れるも、「あなたから抗議を受ける必要はないし、あなたにお応えする必要はありません。お帰りください。」と一刀両断され、すごすごと引き下がる間抜けぶりである。
ところで建前上は、橋下徹は維新から離れていることになっているのではないか?
どうして橋下ではなく、維新の幹事長・馬場が、抗議に現れるのか? 橋下徹が維新と離れている前提であれば、菅・元首相の指摘する通り、馬場の抗議はまったく筋違いと言うしかない。 逆に、未だ維新の関係者であるとの認識に立った抗議なら、彼がテレビに出演しまくっている行為は放送法4条2項の「政治的に公平であること」に抵触するのではないか。 これほど矛盾だらけで、彼らは恥ずかしくないのだろうか。
続いて2月3日、れいわ新選組の大石あきこ・衆議院議員が、橋下徹に名誉毀損で訴えられたことが発覚した。
大石議員のツイートによると、橋下を「たびたび攻撃的な表現行為を繰り返している」ことが訴因だそうである。
これに対して、ツイッター上では「#ファシモトさん」「#パニック訴訟」「#大石あきこ橋下徹に訴えられたってよ」などのタグが拡散し、一時はトレンド入りするような状態になった。
大石議員も、売られた喧嘩を買う気満々の様子である。 なお、橋下徹は過去、有田芳生・参議院議員を被告とする名誉毀損の訴訟を起こしているが、こちらは請求棄却された。
これらの件を通して考えてみると、維新側は菅・元首相も大石議員も強く反撃してこない相手だと舐めていたのではないかとの推定が浮かび上がってくる。
特定の人物に狙いを定めて恫喝を加えてくるのが維新の手口であるが、今回はいずれのケースも強烈な反撃に遭い、ただ間抜けぶりを露呈するだけの結果になってしまった。 こんなことを繰り返していれば、ヒットラーに重ね合わせる批判が出てくるのも当たり前でしょう。
さて、話を町田市の選挙に戻そうと思う。
維新の予定候補者2名のうち一人は、私が在住する南地区を拠点にする現職議員・矢口まゆである。 本人のブログによると、2021年12月に維新に入党したそうだが、その動機についてこんな事を書いている。 もともと、維新は大好きな政党でした。初めて政治に興味を持った5年程前、維新が好きになり、橋下徹さんのオンラインゼミにも入会したほどです。
まったく話にならない。
これだけで、全力をあげて拒絶する十分な理由になるはずだ。 しかし本当に警戒すべきは、こちらの入党理由である。 ともに仕事をする機会が多かった杉並区議会議員の松本議員にも、半年前から維新にお誘いいただいていた経緯もあり、ついに入党する決意にいたりました。
察するに、東京に地盤を持たない維新は、無所属の現職議員の一本釣りを開始したのではないか。
町田市の市議会議員の選挙がその橋頭堡とされるのであれば、断固阻止する必要がある。 維新の候補者には一議席たりとも、いや一票たりとも与えてはならない。
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2021年に続けて、2022年もライブには散々な年であった。
年の半ばには、東京だけで一日に5,000人を超える感染数が出るほどのコロナ蔓延で、海外のバンドの来日はおろか、ライブハウスも全滅となる事態になってしまった。 営業時間を前倒しにして、入場者も絞り、酒類の提供も控えるという状態で、恐る恐るライブが再開したのは、もう夏も近い6月だった。 フジロックもスーパーソニックも国内の顔ぶれだけで開催はされたものの、NAMIMONOGATARIの杜撰な運営で、フェス自体が大きな批判の的になったのは本当に残念である。 11月、久しぶりの海外のバンドとして、キング・クリムゾンが来日してくれたが、その前後でオミクロン株が国内外で急速に広がり始めた。 彼らは隔離期間を確保するため早めに東京入りしたが、もし一週間遅ければ来日はキャンセルになったであろう。 オミクロン株が広がりつつある日本で、粛々とツアーを続けるキング・クリムゾン。 本当に奇跡のタイミングというしかなく、無神論者の私でも、この幸運には感謝をしたい。
6/6(日) ビルボード東京 Kyoto Jazz Quartet Live
2021年、ようやく観ることがかなった最初のライブは、沖野修也氏の Kyoto Jazz Quartet。 彼がオーナーを務める渋谷のバー The Room の28周年記念イベントであった。 沖野修也氏、吉澤はじめ氏、Mondo Grosso、Kyoto Jazz Massiveの楽曲が全てジャズ・ヴァージョンで再現された。 このライブも2020年から延期されており、また The Room の経営も非常に厳しかったとのことで、アンコールで沖野氏は号泣していた。 客席も皆、泣いていた。
7/4(日) ブルーノート東京 山中千尋トリオ
コロナの感染者数が再び増加傾向に向かった中でのライブで、若手のベースとドラムを従えたピアノ・トリオ。 ところが、開演前にマスクも着けず大声で談笑する多数のバカップル。 プレイヤーには何の非もないが、観客が最悪だった。
8/19(水) ビルボード東京 PUFFY LIVE 2021 “Unplugged”
コロナ対策のため、1stステージの開始時刻が15:00になった、まだ明るいうちからのライブ。 そしてメニューにはアルコール類がなく、すべてノンアル系。 バンドはギター、ベース、ピアノのアコースティック・トリオのアンプラグドで、「これが私の生きる道」「愛のしるし」などのヒット曲の連発した。 さらに10年ぶりとなるアルバムからも新曲が披露された。(当然、買いました。) アンコールは「アジアの純真」のアコースティック版で〆。 この二人の力の抜けたMCが、非常に心地よい。
8/20(金)~22(日) フジロック
2020年に続き、チケットやホテルを押さえておきながら、コロナの状況で直前にキャンセルし、3日間YouTubeの中継で観戦することにした。 海外組はいないものの、カルメン・マキ&OZが目当ての一つだったのに、メンバーの感染で出演見合わせになってしまったことが大きかった。 ネット超しに観たCharは、コードワークがジミヘン、ソロは最近のジェフ・ベックで、やっぱりビール飲みながら、生で観たかったものである。 メイン会場のGreen Stageはステージ前に人が集中しているが、後方はかなり余裕がある様子。 これなら十分にソーシャル・ディスタンスは保てていたようである。 しかし、Red Marqeeは事前に懸念した通りの密になっており、非常にヤバい。 ところで、式典でもないフジロックという場で、いきなり君が代を歌い出したMISIA、いったい何を考えているのか。 数年前に観た、旭日旗と日の丸に囲まれた椎名林檎もクソだったが、これは最低最悪、キング・オブ・クソである。 現場にいたら、たぶんペットボトル投げつけて逮捕される可能性もあったので、本当に家にいて良かったと思う。
写真はYouTubeからキャプチャー
9/18(土)~9/19(日) スーパーソニック
本来ならスーパーソニックも両日ともに参加する予定で、チケットもホテルも確保していたのだが、コロナの収束が全然目途が立っていない。 しかも8月末に名古屋で開催されたNAMIMONOGATARIでは超密になったうえ、40人以上の感染者を出すクラスターになってしまった。 スーパーソニックではチケットが2万枚以上販売され、イベントの上限値である5,000人を超えることが確実で、千葉市の後援も取り消されている。 こうした状況の中で、主催者から払い戻し可能との連絡が着たため、フジロックに続いて、残念ながら全ての予定をバラすことにした。 きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeを観たかったが、仕方がない。
9/23(木) オアシス ネブワース1996(映画)
オアシスの1996年のネブワースでのライブ映画が、期間限定で急遽日本でも上映されることになった。 DVDも販売されるとことだが、これは大画面・大音量で観るしかないので、初日のチケットを確保。 26年前の25万人にのぼる観客といっしょに、マスクを着けたままシンガロング。 いったいいつになったら、また生でこうした体験ができるのか。 ガラ隙の映画館で泣けてきた。
10/1(金) ビルボード東京 Char
緊急事態宣言が解除された初日、しかも台風が関東に接近している最中であった。 しかし2021年になって初めて観る、バンド構成のロックのライブなので、這ってでも行ってやろうと思った。 そもそもフジロックで観るはずだったのだ。 ライブは18時開演だったが、ビルボードにしては珍しく、90分を超える長尺になった。 アンコールは、"Smoky"を含めて2回。 久しぶりに爆音のライブを堪能した。
10/1(金) ビルボード東京 dip in the pool
緊急事態宣言が開けて一週間目。 80年代に聴いていた dip in the poolを初めてライブで観る。 甲田益也子さんと木村達司さんに加え、ヴィブラフォンも加えたメンバー6名によるバンド編成である。 Charに続いて、今回もアンコールが2回だった。 ライブをストリーミングで流していたが、2回目のアンコールはストリーミングを停止し、ライブ会場の客にだけ聴かせる趣向となっていた。 こんな時に足を運んだ観客への感謝だったのだろう。 ありがたい心意気である。
11/13(土) Zepp Haneda カルメン・マキ&OZ
2021年になって初めての、爆音ライブである。 やっぱりライブはこうでなくてはならない。 本人たちもフジロック出演が中止になったこと、ツアー最終日であったこともあり、渾身の演奏であったと思う。 一曲目は「6月の誌」で始まり、途中で30分の休憩をはさむ二部形式ながら、2時間以上の演奏を繰り広げてくれた。 アンコールはお約束通り「私は風」で、マスクを着用しながら心の中での合唱である。 さらに入場者全員に、2020年のライブから収録した「閉ざされた街」の非売品CDが配布された。 早くまた爆音ライブの日々を取り戻したいものだ。
余談であるが、会場のZepp Hanedaは名前の通り羽田空港に隣接しており、入場待ちの列の真上を何度も飛行機が離陸していった。
京浜急行に乗ってしまえば、横浜からわずか20分で訪れることができる面白い場所である。
11/27(土) 東京国際フォーラム King Crimson
キング・クリムゾンが3年ぶりに来日した。 この2年間、コロナ禍で海外アーティストの来日が全て中止になったため、本当に久しぶりの大がかりなライブである。 トニー・レヴィンのツイートやブログによると、11月18日に来日してから、ホテルで10日間の隔離生活を送っていたとのこと。 この前後から、再びオミクロン株が蔓延したことを考えると、奇跡のようなライブだ。
セットリストは、ファースト・アルバムから全ての時代に渡り、満遍なく選曲された完璧なものであった。
<一部>
初日には Larks' Tongues in Aspic II が演奏されなかったことが残念ではあるが、彼らを観られただけでいい。
ところで、ロバートはジャッコにかなりの部分のギターを任せており、またジャッコの歌い方もグレッグ・レイクやジョン・ウェットンを意識したものに聴こえた。 いまやロバートやトニーと並んで、ジャッコもバンドの屋台骨として欠かせないメンバーとなった。
12/29(水) ビルボード東京 岸谷香
毎年年末恒例の岸谷香さんのビルボード。 今年はバンド "Girls" ではなく、チェリストの江口心一氏とのデュオとなった。 岸谷さんは、ピアノにギターにと持ち替えて、アコースティックなセットで、プリンセス・プリンセス時代のものも含め、多くの名曲を聴かせてくれた。 いろいろなことがあった一年も、彼女のステージを観ると、また来年も頑張ろうという気持ちになってくる。
岸谷香さんのライブを観た12月29日、東京のコロナ感染者は76名となり、再び感染拡大の様相を見せ始めている。
何とか感染を抑え込んで、2022年こそライブ三昧の日々を取り戻せないものだろうか。
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毎年この季節に続けている企画であるが、かなり憂鬱な作業である。
2020年は新年早々、ニール・パートが亡くなったと思ったら、2021年はいきなりティム・ボガートとシルヴェイン・シルヴェインだ。 (まったくの私事であるが、私の誕生日でもあった。まったく何という年だ。) しかも秋にはチャーリー・ワッツが逝ってしまった。 ローリング・ストーンズは不死身だと思い込んでいたが、違ったのか。 本当に何ということだ。(以下、敬称略) (最終更新 2021年12月31日 18:00)
1月13日 ティム・ボガート
泣く子も黙るBB&Aのベーシスト。 唸りまくるベースで、ロック界に大きな影響を残した。 BB&Aの結成前には、ヴァニラ・ファッジでカーマイン・アピスとリズム隊を務め、さらにカクタスで活躍した。 享年76才。
1月13日 シルヴェイン・シルヴェイン
ニューヨーク・ドールズで、ジョニー・サンダースと共にギターを担当した。 死因は癌で、69才だった。 既にジョニー・サンダース、アーサー・ケイン、ジェリー・ノーランが亡くなっており、これで残されたメンバーはデヴィッド・ヨハンセンだけになってしまった。 ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンのステージ・ネームは、彼がファンだったシルヴェイン・シルヴェインから採られたのは有名な話。
1月16日 フィル・スペクター
60年代から「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる分厚い音創りで知られたプロデューサー。 ビートルズの「レット・イット・ビー」も担当したが、ポールに無断で "The Long And Winding Road" にストリングスやコーラスを盛りつけてしまい、ポールを激怒させた。 晩年は殺人罪で収監され、カリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設でコロナに感染して亡くなった。 81才。
1月29日 ヒルトン・ヴァレンタイン
アニマルズのギタリストで結成メンバーの一人。 1994年に「ロックの殿堂」入りを果たしている。 死因は明かされていない。 享年77歳だった。
2月9日 チック・コリア
リターン・トゥ・フォーエヴァーでロック側からのファンも多い、ジャズ・ピアニスト。 2011年に、ジャン・リュック・ポンティを加えたメンバーで来日している。 上原ひとみとのデュオなど、無数のアルバムを残した。 79才で癌で亡くなった。
3月2日 バニー・ウェイラー
ザ・ウェイラーズのオリジナル・メンバーで、ボブ・マーリーやピーター・トッシュらと活動していた。 脳卒中のため73才で亡くなった。
3月4日 アラン・カートライト
プロコル・ハルムのベーシスト。 1972年に加入し、アルバム「プロコルズ・ナインズ」を最後に、オリジナル・メンバーのクリス・コッピングと再度交代した。 2020年に胃癌と診断されていた。 享年75才。
3月8日 ジェイムス・マック・ガウ
フランスのプログレ・バンド、マグマのギタリストで、1997年に加入し2021年まで活動を続けていた。 2010年にフジロックへ出演し、2015年にはバンド単独で来日を果たしている。 脳腫瘍で、まだ52才だった。
4月3日 ラルフ・シュケット
トッド・ラングレンが率いるユートピアのキーボード担当。 1973年から活動していたが、2018年に健康状態が悪化し、ツアーから離脱していた。 死因は明かされていない。 享年73才。
4月20日 レスリー・マッコーエン
一世を風靡したベイ・シティ・ローラーズのボーカリスト。 アラン・ロングミュラーやイアン・ミッチェルも既に鬼籍に入っている。 心臓発作で65才で亡くなった。
5月7日 タウニー・キティン
ホワトスネイクの "Is This Love" のPVや、ラットのジャケ写で有名になったアメリカの女優。 心不全で60才を前に亡くなってしまった。
6月26日 ジョニー・ソーリンガー
1999年から2015年まで、スキッド・ロウのリード・ボーカルを務めていた。 まだ55才だった。 肝臓障害の悪化。
7月4日 リック・レアード
アイルランド出身のベーシストで、バークレー入学のために渡米し、ジョン・マクラフリンとオリジナル・メンバーとしてマハヴィシュヌ・オーケストラを結成を結成し、1973年までメンバーであった。 解散後は、チック・コリアやスタン・ゲッツらと活動をしている。 80才だった。
7月14日 ジェフ・ラバー、ゲイリー・コルベット
シンデレラの中心メンバーで日系のギタリストのジェフ・ラバーと、キーボードのゲイリー・コルベットが、同じ日に亡くなった。 ジェフの死因は明かされていないがまだ58才、ゲイリーは肺癌で62才だった。
7月17日 ロビー・スタインハート
アメリカン・プログレの雄のカンサスの中心メンバーで、ヴァイオリンとボーカルを担当していた。 死因は不明。 享年71才。
7月28日 ダスティ・ヒル
ZZトップのベーシスト。 腰の痛みを訴えて7月のライブをキャンセルし、72才でそのまま帰らぬ人となった。 ZZトップは、サポート・メンバーを迎えて、ツアーを継続している。
8月24日 チャーリー・ワッツ
改めて言うことはない。 正直言って、この人たちが死ぬことはないと思い込んでいた。 ローリング・ストーンズのメンバーもやっぱり人間だったのである。 80才。合掌。
8月29日 ロン・ブッシー
アイアン・バタフライのオリジナル・メンバーで、ドラマー。 17分にも及ぶ "In-A-Gadda-Da-Vida" で知られている。 何回も解散と再結成を繰り返してきたが、ロンは最後までオリジナル・メンバーとしてバンドをけん引してきた。 食道癌で79才だった。
9月21日 リチャード・H・カーク
インダストリアル・ミュージックの雄、キャバレー・ヴォルテールの創設メンバー。 1994年に活動を停止していたが、2020年に26年ぶりとなるアルバムをリリースしたばかりだった。 65才で、死因は公表されていない。
11月6日 テレンス・アストロ・ウィルソン
イギリスのレゲエ・バンド UB40 で、1979年から2013年の間、ボーカル、パーカッション、トランペットを担当していた。 死因は「短い期間の病」とだけ公開されている。 享年64才。
11月11日 ジョン・グッドソール
ブランドXのギタリストで、アトミック・ルースターやビル・ブラッフォードとの共演でも知られている。 パトリック・モラーツとのツアーを行ったこともあった。 68才で、死因は未公表。
11月18日 ミック・ロック
ロック・フォトグラファー。 クイーン、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、ルー・リードなどの広く知られた多くの作品を残した。 72才だった。
12月2日 リチャード・コール
レッド・ツェッペリンのツアー・マネージャーを長年務めていた。 バンドのメンバーとは不仲で、解散直前の1980年、追われるように解任されていた。 それでもロバート・プラントらは、追悼の意を表明している。 75才。
12月10日 マイク・ネスミス
モンキーズのオリジナル・メンバーで、ボーカルとギターを担当していた。 直前の11月までツアーに出ていたが、カリフォルニアの自宅で心不全により亡くなった。 78才だった。
何十年も見続けてきた風景が、この数年、次々と書き換わってしまっている。
2022年は、こんな記事のネタが少ないことを願わずにはいられない。.
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10月15日、ビートルズの最後のアルバム「レット・イット・ビー」のスペシャル・エディションのボックス・セットがリリースされた。
オリジナルのリリースは1970年なので、ちょうど50年目ということにはならず、「50周年記念盤」にはならなかったが、いずれにしても半世紀ぶりに曰くつきの音源が公開されたことになる。 ビートルズのアルバムで巨大ボックス・セットとしてリリースされるのは4作目になり、2017年の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」、2018年の「ホワイト・アルバム」、2019年の「アビー・ロード」に続くものである。 いずれも非常に大きなセットだったが、今回の「レット・イット・ビー」もディスク6枚と、100ページを超えるハードカバーのブックレットで構成される大がかりなものとなっている。
日本盤の裏面では、内容の構成が分かる。
なお内容物は、動画でも紹介されている。
今回のセットには、ポスターや絵葉書などは着いておらず、ブックレットとディスクを収めた2つのハードカバーで構成されている。
しかし、ブックレットの写真は感涙もの。
また、日本盤には、ポールのコメントや、各曲の詳細を解説したライナーが付属している。
肝心のディスクだが、オリジナルのリミックスに加え、デモやリハーサルの音源などから構成されている。
そして驚くべきことに、ボーナス・トラックも含めてボックス・セットに収録されている57曲が、全曲フル・コーラスで公開された。
57曲が試聴できるYouTubeのリンクは、ここから。 さて「レット・イット・ビー」といえば、ポール・マッカートニーがフィル・スペクターによるオーヴァーダビングを毛嫌いしていたことを思い出さずにはいられない。 ポール・マッカートニー自身、ライナーのまえがきで、この点に触れている。 ぼくらがつくったアルバムは、最後の仕上げのために、レコード・プロデューサーのフィル・スペクターに手渡された。
既に半世紀の時間が流れたためか、ポールは言葉を選んで穏やかな言い回しをしているが、ケヴィン・ハウレットによる回想の中では、当時のポールの態度に関して、非常に強い言葉が並んでいる。
1970年4月1日にオーケストラのオーヴァーダブがおこなわれた時点で、ポールはまったくそうした事態を把握していなかった。
その「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」だが、ボックスにはオリジナル・アルバムのものと、デモ版を聴くことができる。
この両方を聴けば、ビートルズのメンバーの手によらないボテボテのアレンジが、フィル・スペクターによって加えられたことがよくわかる。
もっとも、既に2003年にリリースされたアルバム「レット・イット・ビー...ネイキッド」でも、フィル・スペクターによるアレンジを徹底的に排除してリミックスされており、制作の時点でポールが望んでいたであろう音を聴くことができる。
今回のボックス・セットは誰にでもお勧めできるものではないが、「ネイキッド」と併せて歴史的価値の高い資料となった。
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コロナ対策の無策を批判され、内閣支持率が暴落して回復のめども立たない中、菅内閣が総辞職し、岸田政権へとすげ替えが行われた。
衆議院議員の選挙が迫っているタイミングでの目眩ましのつもりなのだろうが、そうは問屋が卸さない。 今こそ忘れてはならない与党・自民党、そして公明党の不祥事を、2021年分だけでも振り返っておきたい。 不祥事の筆頭は、まず何と言っても、河合克之・案里や菅原一秀による買票行為である。 買票、すなわち買収による公職選挙法違反は、自民党の伝統的なお家芸といってもいい。 そして新たに発足したデジタル庁をめぐる接待疑惑では、デジタル相・平井卓也の名前が取り沙汰された。 10月に交代したばかりの牧島かれんも、さっそく高額な接待を受けていたことが発覚している。 管轄する業界、業者との癒着も自民党の伝統芸だ。 こんな事だけにはスピード感を発揮するのもさすがと言うしかない。 全国がコロナ禍にあった2021年に自民党や公明党がやらかした不祥事のもう一つの特徴は、自分たちが言い出した「自粛」もできないだらしなさであった。 非常事態宣言で市民には大きな行動制限を要求しておきながら、自分たちはちゃっかりと銀座のクラブなどへ繰り出していたことが何件も発覚している。 これには自民党のみならず、公明党の遠山清彦も関与しており、大顰蹙を買う中、結局は辞任に追い込まれた。 そのほか、国会への遅刻や悪質な交通事故など、不祥事の列挙には事欠かない。 特に武井俊輔による当て逃げ事件では、車検や自賠責保険が切れていたことまで判明している。 もはや議員の資質以前に、「人としてどうなのか」と問うべきレベルである。 2021年以前に安倍・菅政権下で発生した、いわゆるモリカケ疑惑や「桜を見る会」疑獄も何一つ解明されていない。 それどころか、岸田文雄は今後も見直す必要はないと開き直る始末だ。 こんな自民党や公明党には、一票たりとも投票する価値はない。 (最終更新 2021年12月31日 18:00)
1月
吉川貴盛元農相を収賄罪で在宅起訴 東京地検特捜部によりますと、吉川元大臣は大臣在任中の平成30年11月からおととし8月にかけて、秋田元代表から大臣室などで3回にわたって合わせて現金500万円の賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われています。
河井案里議員に有罪判決 懲役1年4月、執行猶予5年
2019年7月の参院選広島選挙区を巡り、票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員5人に現金計170万円を渡したとして、公選法違反(買収)罪に問われた参院議員河井案里被告に対し、東京地裁は21日、「選挙の公正を害する犯行」として、懲役1年4月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
亀井静香の元秘書も現金受領 河合克行から計300万円
証言によると、元秘書は19年5月、克行議員から「助けてください」と言われ100万円を渡された。同年7月にも、企業訪問の依頼とともに200万円入りの封筒を差し出された。
「深夜の銀座クラブ」で相次ぎ役職辞任、公明幹事長は「国民に申し訳ない」
緊急事態宣言下に銀座のクラブに深夜まで滞在していた自民党の松本純・元国家公安委員長と公明党の遠山清彦衆院議員が29日、党の役職である国会対策委員長代理と幹事長代理を相次いで辞任した。
2月
首相、国会で「心からおわび」 自民議員の深夜クラブに 自民党の松本純衆院議員は1月18日深夜、銀座のクラブを訪れ、これが発覚すると党国会対策委員長代理を辞任した。当初は閉店後に1人で行ったと説明していたが、のちに田野瀬太道・文部科学副大臣、大塚高司・党国会対策副委員長も同席していたことが判明。これとは別に、公明党の遠山清彦衆院議員も銀座のクラブを訪れていたことが判明し、議員を辞職した。
河井案里、参院議員辞職へ
2019年の参院選広島選挙区の公職選挙法違反事件を巡り、東京地裁で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告=自民党を離党=は3日午前、議員辞職する意向を党幹部に伝えた。
河井案里元議員 有罪判決が確定 5年間立候補禁止
公職選挙法違反の買収の罪で有罪判決を受け辞職した河井案里元参議院議員について、検察も控訴せず、有罪判決が確定しました。これにより、案里元議員は参議院選挙の当選が無効になり、5年間、すべての選挙で立候補が禁止されます。
西村経済相の秘書官、3人交代 150日以上連続勤務も
政府の新型コロナウイルス対応を担う西村康稔経済再生相は12日の衆院予算委員会で、自身の秘書官が過労により相次いで交代していると報じられたことについて、大臣就任から1年4カ月で秘書官3人が交代したことを認めた。150日以上の連続勤務があったことも明かし、「申し訳なかった」と陳謝した。
自民・白須賀貴樹が緊急事態宣言中に女性と高級ラウンジ訪問し離党へ 次期衆院選出馬も断念
自民党の白須賀貴樹衆院議員 =千葉13区=が緊急事態宣言中の今月10日夜に、女性と東京都内の高級ラウンジを訪れていたことが17日、分かった。白須賀氏は離党し、次期衆院選への出馬を断念する意向を固めた。
「記憶にない」→「一部は事実」→「発言あった」 更迭の総務省幹部、小出しの接待説明
放送事業会社「東北新社」に勤務する菅義偉首相の長男による接待問題は19日、総務省幹部2人の事実上の更迭劇に発展した。情報流通行政局長から官房付となる秋本芳徳氏は、同省が許認可権を持つ衛星放送事業が首相長男との会食で話題になったことを認め「記憶にない」と繰り返していた姿勢を転換させた。
東北新社、二宮社長が引責辞任 菅首相長男を懲戒処分―総務省幹部接待
東北新社は26日、総務省幹部への接待問題の責任を取り、二宮清隆社長が辞任したと発表した。二宮氏も総務省幹部との会食に同席していた。菅義偉首相の長男で、メディア事業部の統括部長を務めていた正剛氏は懲戒処分とし、人事部付に更迭した。
3月
武藤元衆院議員を書類送検 ひき逃げ容疑、男性軽傷 乗用車で男性との接触事故を起こし逃走したとして、警視庁野方署は1日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで武藤貴也・元衆院議員を書類送検した。
河井元法相が辞職表明 一転して買収認める
克行被告はこれまでの全面的な無罪主張を一転させ、起訴内容の大半について買収の目的を認めた。衆院議員を辞職する考えも明らかにした。
4月
特捜部が再捜査 菅原一秀元経産相“有権者買収”の証拠文書を公開する 選挙区内での行事で主催者側に「祝儀」などの名目で、現金を配った疑惑が浮上、東京地検特捜部の再捜査を受けている菅原一秀元経産相。今回、現金配布の実態を事務所の元スタッフが証拠文書を示しながら、「週刊文春」に証言した。
5月
三原じゅん子副厚労相が委員会遅刻 会議5時間以上中断 参院厚生労働委員会は13日、三原じゅん子副厚労相が約30分遅刻したことに野党側が猛反発し、5時間以上にわたり空転した。
副大臣また遅刻、国会混乱 防衛・中山氏、参院委に
中山泰秀防衛副大臣(自民)が20日の参院外交防衛委員会に遅刻し、同委員会の開催が取りやめになった。三原じゅん子厚生労働副大臣(同)が13日の参院厚労委に遅刻して謝罪に追い込まれたばかり。
河井案里の連座制適用を認める 広島高裁判決
公職選挙法違反(買収)の罪で有罪が確定した河井案里 =参院議員を失職= について、広島高検が連座制適用による参院広島選挙区での立候補禁止を求めた行政訴訟の判決が21日、広島高裁であった。横溝邦彦裁判長は、案里への連座制適用を認め、今後5年間の立候補を禁止する判決を言い渡した。
6月
河野太郎大臣、政治資金規正法違反の疑い 「後援会バス旅行」を収支報告書に記載せず バス旅行の主催者であるはずの「河野太郎後援会」に至っては、これだけ大規模な「政治活動」を毎年、あちらこちらで行っているにも拘わらず、政治団体の届出すらしていない。従って報告書の提出もない。
自民・武井俊輔議員 “当て逃げ” 事故被害者が激怒した不遜な態度
6月8日、東京・港区の六本木交差点で当て逃げ事故が発生した。車を運転していたのは、自民党・武井俊輔衆院議員(46・当選3回)の60代男性秘書だ。後部座席には武井議員も同乗していた。
河井元法相の保釈、高裁も認めず
2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪で実刑判決を受け、東京拘置所に再度収容された元法相の河井克行被告について、東京高裁は21日、保釈を認めない決定をした。
鶏卵業者、吉川元農水相への賄賂提供を認める
元農林水産相の吉川貴盛被告=収賄罪で起訴=に計500万円の賄賂を渡したとして贈賄罪に問われた鶏卵大手「アキタフーズ」前代表・秋田善祺被告(87)の初公判が28日、東京地裁であった。秋田前代表は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
7月
平井大臣の「暴言騒動」に新たな疑惑 IT総合戦略室幹部「慶大教授」の密接業者が受注 対応に苦慮するスタッフに対し大臣が、「(NECが)ぐちぐち言ったら完全に干す」「NECには(五輪後も)死んでも発注しない」「(NEC会長を)脅しておいて」と述べ、優越的地位を背景に民間業者に圧力をかけたのでは、と報じた。
菅原前経産相の公民権停止3年確定 違法寄付
選挙区内の団体や住民に違法に寄付したとして公選法違反(寄付行為の禁止)罪で東京簡裁から略式命令を受けた前自民党衆院議員菅原一秀前経済産業相 =東京9区、議員辞職=が、期限までに不服申し立てをせず、罰金40万円、公民権停止3年が確定した。
平井デジタル相に資産公開法違反の疑い “五輪アプリ受注”の親密ITグループの株を不記載
五輪向けアプリの事業費を巡っては、NECが契約から外れるなど大幅に削減されたが、この会社は減額されていなかった。また、平井大臣は、この企業の株を保有していたことを「資産等報告書」に記載していなかった。資産公開法に違反する疑いがある。さらに、この株の売却益が「所得等報告書」に記載がないこともわかった。
平井デジタル相、IT株購入を陳謝 大臣規範違反、納税もせず
平井卓也デジタル改革担当相は16日の閣議後記者会見で、内閣府政務官だった2006年に大臣規範に反してIT企業の株式を購入していたとして「不注意だった。おわびを申し上げたい」と陳謝した。
8月
公明党の吉田宣弘衆議院議員と太田昌孝衆議院議員の事務所捜索 貸金業法違反事件の関係先 関係先として捜索を受けたのは、東京 永田町の衆議院第1議員会館にある、いずれも公明党の、吉田宣弘衆議院議員と太田昌孝衆議院議員の事務所などです。
公明幹部、5人会食を陳謝
公明党の石井啓一幹事長は19日の中央幹事会で、自身を含む与党幹部5人が17日に昼食をともにしながら会談したことについて、「どういう理由があるにせよ、国民に多大な協力をお願いしている中、大変申し訳ない」と陳謝した。昼食に同席した高木陽介国対委員長も謝罪した。
10月
鶏卵大手元代表の秋田被告に有罪判決 吉川元農相への500万円贈賄罪で東京地裁 自民党衆院議員だった元農相の吉川貴盛被告 =収賄罪で公判中=に現金計500万円を渡したなどとして、贈賄と政治資金規正法違反の罪に問われた鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)元代表の秋田善祺被告(87)に対し、東京地裁は6日、「農林水産行政や国政などに対する国民の信頼を大きく害した」として、懲役1年8月、執行猶予4年(求刑懲役1年8月)の判決を言い渡した。
牧島デジタル相、NTTからの接待認める 「5万円コース」報道
会食の相手はNTTの秘書室長で、牧島氏は1人5万円のコースで接待を受けたとされる。
元法相・河井克行、懲役3年の実刑判決確定へ
2019年参院選をめぐる大型買収事件で公選法違反(買収、事前運動)罪に問われ、一審で実刑判決を受けた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)が、控訴を取り下げる意向を示したことが19日、関係者への取材で分かった。取り下げた場合、懲役3年、追徴金130万円とした東京地裁判決が確定する。
11月
政活費の不正受給問題、自民県議が辞職 総額500万円以上の見込み 山形県議会の自民党会派所属の野川政文県議が政務活動費を不正に受給していた問題で、野川県議は議員の辞職願を提出し、許可された。
遠山元議員を任意聴取 元秘書らが不正融資仲介疑惑
財務副大臣だった遠山清彦元衆議院議員の元秘書らが関わったとされる貸金業法違反事件を巡り、東京地検特捜部が6日、遠山元議員から任意で事情を聴いたことが分かりました。
「少なくとも2000万円」遠山元議員に毎年現金提供と会社役員
遠山清彦元財務副大臣の元秘書らが違法な融資の仲介に関与したとされる事件をめぐり、仲介に関わった会社役員が遠山氏に対し、「毎年現金を提供し、少なくとも2000万円を渡した」と周囲に話していることがわかりました。
自民党区議を逮捕 覚醒剤使用疑い 職質でパイプ見つかり尿検査で陽性
覚醒剤を使用したとして、警視庁上野署が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで、東京都北区議の榎本一容疑者(53)を逮捕していたことが、同署への取材で分かった。
衆院選後、次々発覚する自公の選挙違反
岸田首相、安倍元首相「茨城6区」応援演説に「日当5000円」でサクラ動員…公選法違反の可能性も
「私が演説会場に足を運んだのは、聴衆として話を聞くだけで、5000円の日当が出ると聞いたからです。街頭演説が一時間足らずで終わると、用意されていた領収書に名前と住所を書かされ、現金を渡されました。宛名の欄には何も書かれていませんでした。こんなことでお金をもらっていいのか、不安になりましたね」
領収証入手 岸田首相の応援演説で 国光文乃議員陣営が有権者「集団買収」
茨城6区から当選した自民党の国光文乃衆院議員(42)の支援団体が選挙活動で現金を配布するなどして、公職選挙法違反(有権者買収)の疑いが強いことが「週刊文春」の取材でわかった。案内状や領収証を入手し調査したところ、複数の有権者が現金授受を認めた。
「賄賂の可能性」 西川公也元農水相受領認める 年200万を6年間
大手鶏卵業者が吉川貴盛・元農林水産相(71)に賄賂を渡したとされる贈収賄事件をめぐり、西川公也・元衆院議員(78)が東京地検特捜部の今年1月の聴取に対し、農水相や内閣官房参与(非常勤の国家公務員)の在任中を含む約6年間に、毎年200万円程度をこの業者から受け取ったと認めていたことがわかった。
衆院選で投票依頼の報酬に「1時間千円」約束した疑い、自民候補陣営の米沢市議の遠藤正人を逮捕
遠藤容疑者は10月14日頃、米沢市内で、陣営の男性運動員1人に対し、鈴木氏の投票を依頼する選挙運動の報酬として1時間につき1000円を渡す約束をし、立候補の届け出前に選挙運動をした疑い。
多古町長を逮捕 衆院選、町職員に投票依頼か 公選法違反疑い 激戦の千葉10区
院選で町長の地位を利用して選挙運動をしたとして、千葉県警は公選法違反(公務員の地位利用など)の疑いで多古町長の所一重容疑者を逮捕した。
茨城5区でも自民応援演説に日当 前参院選は21人に支払い
衆院選茨城6区で行われた岸田文雄首相による自民党候補者応援演説の際、参加者21人にそれぞれ5千円が支払われていた問題で、動員と支払いをした任意団体「茨城県運輸政策研究会」は18日、菅義偉前首相らが訪れた茨城5区の応援演説で4人に同様の日当を支払っていたと明らかにした。また2019年の参院選でも、21人に日当を渡していた。
斉藤鉄夫国交相の支援団体も「有権者買収」の疑い
広島3区から当選した公明党の斉藤鉄夫国交相(69)を支援した団体が旅費名目で現金を配布し、公職選挙法違反(有権者買収)の疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。支援団体の責任者が取材に対し、旅費の支払いを認めた。
元文科副大臣・山内俊夫元参院議員を逮捕 関連会社の資金1億円を私的流用の疑い
自身の関連会社の「羽田空港格納庫合同会社」(東京)の資金約1億円を私的に流用したとして、警視庁捜査2課は28日、業務上横領容疑で元参院議員の山内俊夫容疑者を逮捕した。
喜多方市議会議長、同僚に現金 活動費名目 公選法抵触の可能性
喜多方市議会の自民党議員団団長などを務めていた佐藤は衆院選公示後の10月下旬、衆院選の活動費の名目で議員団の同僚議員1人に15万円を渡し、計5人に3万円ずつ配った。
自民党の山本幸三元地方創生担当相の運動員、買収の疑いで逮捕
衆院選で、大学生に選挙活動の報酬を支払う約束をしたとして、福岡10区で落選した自民党の山本幸三元地方創生担当相の運動員2人が逮捕された事件で、2人が会員制交流サイト(SNS)で大学生を勧誘したことが30日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は同日、北九州市にある山本氏の事務所を家宅捜索した。
自民・国光文及、衆院選中にネット広告 公選法に抵触恐れ
衆院選で茨城6区から立候補して再選した自民党の国光文乃(42)が選挙期間中、自身のPRや政策を訴えるインターネット広告を出していたことが30日、分かった。公選法は候補者が選挙期間中に選挙運動のために有料のネット広告を出すことを禁じており、同法に抵触する恐れがある。
12月
自民党・元幹事長の石原伸晃、雇用調整助成金受領で内閣官房参与を辞職
自民党の石原元幹事長は、今月3日に観光政策を担当する内閣官房参与として起用されましたが、その後みずからが代表を務める自民党東京都第8選挙区支部が去年、国の「雇用調整助成金」あわせて60万円余りを受け取っていたことが明らかになりました。
自民党の山本左近衆院議員の政治団体、コロナ助成金82万円余を受給
山本議員が代表を務める「山本左近政策研究会」は去年10月、新型コロナの影響で設けられた「小学校休業等対応助成金」を82万円余り受け取ったということです。
自民京都府議の岸本裕一を書類送検、衆院選で運動員に報酬約束疑い
初当選した勝目康衆院議員陣営の運動員に報酬を支払う約束をしたとして、京都府警捜査2課などは15日、公選法違反(買収約束)の疑いで、自民党の岸本裕一府議を書類送検した。
山口県副知事の小松一彦副知事ら、公職選挙法違反容疑で書類送検
山口県警は23日、10月の衆院選山口3区で当選した自民党の林芳正外相の後援会に入るよう幹部職員を通じて勧誘させたとして、同県の小松一彦副知事(65)と山口市の幹部職員2人を公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で書類送検した。
公明党・遠山清彦、貸金業法違反の罪で在宅起訴
遠山清彦元財務副大臣らとともに貸金業法違反の罪で在宅起訴された太陽光関連会社の元顧問が融資を仲介した会社に対し、「成功報酬をくれ」と繰り返し要求していたことが分かりました。
片山さつきの訴え棄却 週刊文春の「口利き」報道巡り
自民党の片山さつき参院議員が、国税庁への口利きの対価として100万円を受け取ったとする週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、「重要な部分について真実と信じる相当の理由がある」として、片山の請求を棄却した。
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9月14日、米国在住のジャーナリストであるスティーヴン・モナッセリ氏が、極右サイトのホスティングやレジストラとして悪名高い Epik 社から、大量のデータが流出していたことをすっぱ抜いた。
ワシントン州サマミッシュに本社をおく Epik は、ドメイン・レジストラとウェブ・ホスティングを事業の柱としている。
2009年に現 CEO であるロブ・モンスター(ちなみに実名である)が創業した企業である。 これだけであれば、よくある所謂「IT企業」の一つに過ぎないが、実は Parler、Gab、The Storm Front、prolifewhistleblower、8Chan、BitChute、Patriot.winなどの極右サイトにプラットフォームを提供していることが、半ば公然の秘密であった。 今回流出したデータは、こうしたサイトが10年間にわたって蓄積してきたもので、実に180GBもの容量に及ぶとみられている。 このデータのなかには、レジストラ間でドメイン名を移管するために必要な認証コードやパスワード、50万を超える秘密鍵、支払い履歴、メールのアーカイブなどが含まれており、しかも、それらがすべて暗号化されていない平文で保管されていたと言われている。 Epikの悪名が知れ渡るようになったのは、2018年10月27日に、ピッツバーグのシナゴークでユダヤ教徒11人が虐殺された事件であった。 この虐殺の犯人であるロバート・グレゴリー・バウアーは、Twitter を追い出された極右やレイシストが集まる代替手段 Gab に、虐殺の計画を投稿していた。 この事件の直後、Gab のドメイン・レジストラであった GoDaddy は Gab に対するサービスを打ち切って追放したが、その Gab へ新たにプラットフォームを提供したのがEpikだった。 Epik は、2019年8月から、Qアノンや人種差別主義者の温床となっている 8chan もホスティングしてきた。 8chan は、AWS のホスティングや PayPal の決済サービスを拒否されてきたが、Epik は PayPal に代わる決済サービスまで提供していたのだった。 (なお最終的に、8chan は Epik からも追放されている。) 2021年1月6日に発生した、トランプ支持の白人至上主義者たちによるホワイトハウス襲撃テロをきっかけに、極右が集まる SNS として知られる Parler が AWS から追放された。 そして、またしても Parler に代替のプラットフォームを提供したのが、Epik だった。 Epik は、ネオナチのブログである Daily Stormer にまでプラットフォームを提供している。 2021年9月にテキサス州で中絶禁止法が施行されたが、妊娠中絶を求める女性を当局に密告するためのサイトも、Epikが一時的にホスティングしていたことが判明している。 Epik は、共和党右派、宗教的原理主義者、フェイク情報サイト、ヘイター、白人至上主義者らの「たまり場」として機能してきたが、間抜けなことに、こうした連中の情報を暗号化もせず運営していたのである。 データ流出直後、こうした状況をモナッセリ氏に指摘された CEO のロブ・モンスターは「何もないハンバーガー (nothingburger)」と嘲笑っていた。
しかし実際は、ロブ・モンスターが強がるほど甘いものではなかったのだ。
Epik は9月19日の深夜、データ漏洩を認める謝罪メールを顧客へ送信している。 メールの内容は、極めて深刻な事態が発生したことを伝えていた。 緊急のセキュリティ通知のためにご連絡いたします。
今回流出したデータは、既に ddossecrets.com などからダウンロードできるようになってしまった。
そして凶悪な極右サイトやヘイト・サイトが、実際に誰によって運営されていたのか、明るみにするための解析作業が始まっている。
写真はSweet Virginiaの動画からキャプチャー
2021年8月24日、チャーリー・ワッツが亡くなった。
チャーリー、そしてローリング・ストーンズの偉大さや業績について、私ごときが何か述べるのはあまりにも僭越すぎるので、せめてチャーリーの最後のライブの姿を記録しておくことにする。 2019年8月30日のマイアミ、ハード・ロック・スタジアムでのライブで、セットリストは以下の通り。 こちらは Setlist.com から引用させていただいた。 Jumpin' Jack Flash
ライブの動画は "Before They Make Me Run" 以外の全ての曲を集めることができた。
オーディエンス録画ばかりなので、粗いのは仕方がない。
Jumpin' Jack Flash
It's Only Rock and Roll
Tumbling Dice
Out of Control
Under My Thumb
You Can't Always Get What You Want
Sweet Virginia
Dead Flowers
Sympathy For The Devil
Honky Tonk Woman
You Got the Silver
Miss You
Paint it Black
Midnight Rambler
Start Me Up
Brown Sugar
Gimme Shelter
(I Can't Get No) Satisfaction
Photo by Antonio Manaligod on Unsplash 8月15日の敗戦の日、首相・菅義偉が追悼式典で述べた式辞が、昨年の安倍晋三の「ほぼコピペ」であるとの衝撃的なニュースが、共同通信から発せられた。 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。 全文字数691文字のうち、完全に一致するものは実に579文字で、84%に達する。
重なっていない部分も含意は殆ど一緒と言える。 しかもコロナウイルスに関する箇所でさえ、ほぼ同じと言っても過言ではない。 バンド用語でいえば、いわゆる「完コピ」である。 原稿を用意した官僚にどんな意図があったか知る由もないが、読み上げた菅を含め、式典にまったく関心がなかったことだけは確かであろう。 バカにするのもいい加減にしろ。 |