久保田直己 不撤不散
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ポール・マッカートニーのバンド・メンバーによる政治的ツイート

17/11/2018

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Photo by Paul Stollery on Unsplash

ポール・マッカートニーの来日ツアーが無事終了した。
最新アルバム "Egypt Station" からの曲のみならず、ビートルズやウイングス時代のヒット曲も惜しみなく大量に演奏し、あらゆる年齢層のファンを楽しませてくれた。
バンドのメンバーである、Rusty Anderson、Brian Ray、Paul Wickens、Abe Laboriel Jr. の顔ぶれも、前回の来日から変わっていない。

ところで、究極のエンターテイメントを見せてくれた彼らのツイッター・アカウントを覗いてみると、実は音楽に関する書き込みはほとんど無く、逆に政治的発言にあふれていることに驚かされる。
ここでは、今回の来日前後のタイミングでの彼らのツイートをいくつか紹介してみたい。

​Rusty Anderson(ギター)

アメリカ人である彼は、来日中の期間ですら、母国のファンに中間選挙での投票を呼びかけていた。

US Friends: Please, please vote Nov 6th. Especially if you don't like your local news manipulated into alternative facts to favor republicans. This is THE most important election of our lifetime! Save our democracy! https://t.co/LbDpXdRTkR

— Rusty Anderson (@rustyanderson1) 2018年10月21日

日本公演の初日前日となった10月30日には、カリフォルニア州で自身が支持する民主党候補への投票を促していた。

California, VOTE for ANDREW JANZ! https://t.co/LL8VwKV5MK

— Rusty Anderson (@rustyanderson1) 2018年10月30日

そして、選挙後もトランプ界隈を徹底的に批判し続けている。

Trump’s Most Loyal Stooge Blows Up His Midterm Hail Mary https://t.co/biGXeyWxyc

— Rusty Anderson (@rustyanderson1) 2018年11月3日

Brian Ray(ギター)

Brianもアメリカ人だが、音楽活動に関するツイートは全くと言っていいほどない。
Rustyと比べると、自身によるツイートは少なくRTが多めであるが、それもトランプ政権批判のものばかりだ。
例えば、トランプ就任後にヘイト・クライムが増加したことを伝えるAFPの報道をRTしている。

Hate crimes surged 17 percent in the United States in Donald Trump's first y ear as president, the FBI says https://t.co/Og6L8qIAT7

— AFP news agency (@AFP) 2018年11月13日

Paul Wickens(キーボード)

バンドの中では唯一のイギリス人。
来日を挟んだ期間はツイート数が減っているが、11月14日にはジンバブエの密漁対策チームに対しイギリスの入国許可が出なかったことを批判する記事をRTしている。

BS! Members of the All female Zimbawee Anti poaching unit have been denied visa to enter UK to accept an award. Reason : They don't have enough funds and might stay. Total BS. RT to urge UK to grant the visas! #LetThemIn pic.twitter.com/2SwdRacyFp

— Daniel Schneider (@BiologistDan) 2018年11月14日

​Abe Laboriel Jr.(ドラム)

アメリカ人である彼もまた、徹底的にトランプをdisりまくっている。

love it!
: ) > https://t.co/8ALryFhsbN

— abe laboriel jr (@ogabejr) 2018年11月16日

ステージでの演奏からは伺い知れないことであるが、ポール・マッカートニーのバンド・メンバー全員が極めて政治的、しかもリベラルであることを隠そうともしない人たちであった。
日本で時折見かける「ポールの音楽の話に政治を持ち込むな」みたいな発言は、彼らにしてみれば幼稚で、あり得ないものなのだ。
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