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4人のティーンの女性バンド The Linda Lindas によるロサンゼルス公共図書館でのミニ・ライブの動画が、投稿からわずか1日で200万回以上も再生されて、話題を集めている。
曲のタイトルは「人種差別・性差別野郎 (Racist, Sexist Boy)」というもの。
歌詞も、
お前ら人種差別・性差別野郎が娯楽で破壊したものを、私たちが立て直してやる お前らは聞きたくないものから目をそらす
のように、反人種差別、反性差別に満ちた内容になっている。
彼女たちのFacebookページによると、このライブはアジア・太平洋系米国人の文化遺産継承月間である5月に合わせて、全米人文科学基金の協力のもと、アジア・太平洋アメリカ図書館連合会が共催した。 The Linda Lindas は、アジア系とヒスパニック系のベラ、エロイーズ、ルシア、ミラの4人の少女たちで構成されている。 このうちアジア系メンバーの父はマーティン・ウォンで、アジア系アメリカ人向けのカルチャー雑誌 "Giant Robot" の創設者として知られている。 またヒスパニック系メンバーの父のカルロス・デ・ラ・ガルザは、パラモアやベスト・コースト、バッド・レリジョンなどのエンジニア、プロデューサーである。 折しもトランプが扇動したアジア系市民に対するヘイト・クライムが全米に広がる中、差別主義者に投げつける歌詞 "Poser! Blockhead! Riffraff! Jerk face!" は時勢を得たものとなった。 図書館でのライブの全編は、バンドのFacebookページで視聴が可能。 またNetflixによるプロモも公開されている。
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