Photo by Kelly Sikkema on Unsplash GoogleがCOVID-19の感染者数や死亡者数について都道府県別に予測値を公開しており、ダッシュボードの形式で見ることができるほか、CSVファイルでのダウンロードも可能になっている。 これらの予測値は、実績値を踏まえて定期的に更新されているが、残念ながら予実対比を行っているものは見当たらなかった。 そこで、予実の記録を残してみることにした。 とりわけ爆発的な感染が懸念される東京都と大阪府の感染者数にフォーカスする。 参考:COVID-19感染予測(日本版) 2021年5月1日18:00 4月27日のGoogleの予測値更新分を追加した。 東京は4月6日に計算された予測値のほぼ半分ほどの実績値だが、4月13日以降のモデルでは、ほぼ予測値と実績値が一致している。 5月1日は1,050人に達してしまい、1月23日(1079人)以来の1,000人を超える土曜日となった。 大阪は、4月6日の予測値が大きすぎたが、4月13日と20日の予測値は小さすぎたという結果が見えた。 いずれにせよ東京を超える日が続いており、5月1日の1,262人は過去最多である。 大阪では救急搬送が不可能となっているとの報道が流れている。 いよいよ医療崩壊が始まった。 2021年4月23日19:00 4月20日、Googleの予測値が更新された。 東京は4月6日に計算された予測値と比べると実績値が若干小さく見えるが、減少する気配は見られない。 4月13日以降のモデルでは、予測値と実績値が不気味なほど付合している。 大阪に関しては、4月6日の予測値が大きすぎ、逆に4月13日の予測値は小さすぎた。 4月20日の予測値は、実績値と大きな乖離はないものの、東京と同様に減少する傾向は見られず、今後は実績値が予測値を超えて推移すると思われる。 25日から各地に3度目の緊急事態宣言が敷かれるが、安心できる余地はまったくない。 2021年4月17日18:00 4月13日、Googleが予測値を更新した。 一週前のものと比べると、東京の場合はほとんど変わっていないが、大阪については4月14日をピークにして収束へ向かう形に大きく変わっている。 しかし残念ながら大阪の現実は、収束どころか連日1,000人を超える感染者数が報告される事態になっており、4月16日には遂に過去最多の1,208人になってしまった。 恐らく次週には予測値が再度上昇する方向へ変更されるであろう。 東京もゴールデン・ウィークへ向けてさらに拡大していくと思われる。 この状況下で、五輪まで三か月となった。 2021年4月10日17:00
4月6日に再計算された予測値が公開された。 これらに東京都と大阪府から発表された4月8日~10日分の実績値を対比させてみたのが以下のグラフである。 東京都の場合、すでに実績値が予測値を超えている。 大阪府は予測値より実績値が低い状況ではあるが拮抗しており、今後の感染者数の増加が心配される。
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