1月2日、沖縄にルーツを持つハワイ在住の日系米国人 Rob Kajiwara 氏がホワイトハウスに対して、沖縄県民投票が完了するまで辺野古埋め立て工事を延期することを求める署名を開始した。
日本国内からはローラさんや所ジョージさんらが次々と賛同を表明して話題になったが、6日にはなんとクイーンのブライアン・メイ氏が「緊急!」というツイートをしたのだった。
これが報道され広く知られるやいなや、例によってネトウヨの皆さんが噛みつきはじめたが、あまりにも頓珍漢で、各所で自爆を重ねていった。
「クイーンが反日バンドだったとかショックだわ」といつもの如くの「反日」認定であるが、「もうレットイットビーは二度と聞かない」とは。。。
いくら何でもネタであろうと思いたいところだが、このアカウントの人は某アマチュア楽団のトランペット奏者であることが知られており、しかもツイートの翌日には鍵アカウントになってしまったため、実は本気の書き込みだったのだろう。 なお単純に「反日」「親日」という二項対立で相手を位置づけるのは思考停止と言うしかないが、敢えてその図式に乗ったとしても、クイーンほど筋金入りの「親日」バンドはいないのである。
そしてなぜか「反日」認定はビートルズへ飛び火。
残念ながらクイーンは1人ではない。
ブライアン・メイがなぜ「売名行為」をする必要があるのか。
ブライアン・メイは日本共産党と何の関係もない。
ましてや映画「ボヘミアン・ラプソディ」は中国共産党と何の関係もない。
そして極めつけは百田尚樹さんである。
62才の百田さんが同時代のクイーンを知らないはずはなかろうが、悔しさだけは十分伝わってこようというものだ。
ところで署名は2019年1月14日正午現在で20万筆を超え、あと数千筆でサイトのトップに常時掲載されるところまで来た。
しかし今も沖縄では自民系首長が住民投票の実施を無視し、防衛省はさらに辺野古の西部の埋め立てを狙っている。 わずかな力かもしれないが、さらに署名数を積み重ねていきたい。 署名はこちらからどうぞ。
1 コメント
Masahiro Meikyo
14/1/2019 19:27:21
沖縄にもう基地はいらない。破壊した環境は二度と戻らない。ヨーロッパで基地を撤退しているのになぜ沖縄で増やすのか?やめてくれ!
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