Photo by Kunal Sahu on Unsplash
参議院議員選挙投票前日、7月20日の東京・秋葉原。 自民党の最終演説会が、安倍晋三や麻生太郎ら党幹部を迎えて行われた。 この時、自民党・中央区議によって撮影された動画に、大量の日の丸を林立させた聴衆と、憲法改悪を叫ぶ街宣車の様子が記録されている。 もはやファシストぶりを隠そうともしない、本当に気持ちの悪い異様な光景である。
しかし演説会の本当の姿は、この動画に映っていない。 実は、人垣の後方で自民党関係者あるいは自民党支持者による暴力行為が堂々と行われていた。 例えば「ここはてめえらの国じゃねえんだ、朝鮮野郎」と周囲を恫喝し、純度100%のヘイトを吐き散らす男。
さらに市民の体を掴んで暴力的に排除するチンピラのグループ。 ヒトラー・ユーゲントと何が違うのか。
自民党支持者が持ち込んだ数々のプラカードの内容もおぞましかった。 「核戦争には慣れている」「日韓断交」「外国人の政治活動は犯罪なんだよ」など、目を覆いたくなるような文言の数々。 これらのプラカードは自民党関係者によって咎められることも排除されることもなかった。 要するに自民党としては完全にOKということなのだろう。
そして、このようなプラカードは組織的に配布されていた。
しかも聴衆の多くは、バスを使った動員だったのである。
— oh-my-ft2 (@Ft2Oh) July 20, 2019 さらに「派遣」で集められてきたことを告白する「聴衆」。
こうした暴力と動員にもめげず、「安倍辞めろ」コールを最後まで貫いた市民には最大の敬意を払いたい。
動員と暴力によるハリボテ細工。 これが自民党の秋葉原街宣の真の姿だ。
0 コメント
返信を残す |