4月14日午後、公文書改竄や加計学園問題などの疑惑究明を求める集会「国会前緊急抗議行動」が開催され、5万人もの人たちが集まった。 しかしこの日も、国会周辺には早い時刻から鉄柵が張り巡らされ、多くの人々が中に押し込められる形となってしまった。 鉄柵には鉄パイプが通され、さらにむき出しの針金、ロープ、結束バンドを使って固定されており、参加者の安全性を無視していると言わざるを得ない状態だった。 しかも憲政会館前では、鉄柵が二重に設置されているという過剰ぶりである。 しかしあまりにも多くの人たちが集まったため、集会が始まってからおよそ一時間ほど経過した時点で、後方から鉄柵が決壊してしまった。
決壊したら決壊したで、倒れた鉄柵から鋭利な針金や金具がさらにむき出しになってしまい、たいへん危険な状態になった。 一方、決壊の結果、国会前に多くの人々によって埋め尽くされる空間が出現した。これこそが現政権が最も忌み嫌い、危険な鉄柵を使ってでも阻止したいものだったのだろう。
そして、決壊後の鉄柵の亡骸。こんなことなら初めから設置しなければよい。
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