久保田直己 不撤不散
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タッピング奏法の系譜

8/4/2018

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Photo by Jonathan Dubon on Unsplash

4月7日、川崎のClub Cittaで行われたスティーヴ・ハケットのライブを、前から三列目で観ることができた。
スティーヴの指使いを間近に観察できる席である。
このため彼がタッピング奏法の元祖の一人であるとの説が正しいことを、自分の目で確認しようと構えて臨んだ。
実際、1973年にリリースされたジェネシスのアルバム "Selling England by the Pound" でタッピング奏法が使われている。
​これは冒頭の曲 "Dancing with the Moonlit Knight" のライブ動画で確認できる。 
こちらの動画の04:01あたりで、指でなくピックでタッピングしているのが判るが、7日のライブでも同様であった。

​またスティーヴ・ハケットに続いて1975年、クイーンのブライアン・メイが超鉄板曲 "Bohemian Rhapsody" でタッピング奏法を披露している。
​公式動画の05:16あたり。

​さらに1977年のアルバム "News of the World" の "It's Late" では、タッピングにアーミングを組み合わせた派手なギター・ソロを聴くことができる。

​タッピング奏法は1978年のヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムの "Eruption" や "You Really Got Me" で知られているが、これより数年早くスティーヴ・ハケットやブライアン・メイが既に実装済みなのであった。

​なおエディ・ヴァン・ヘイレンのタッピング奏法は、1982年にリリースされたマイケル・ジャクソンの代表曲 "Beat It" のギター・ソロで完成形として炸裂する。
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