久保田直己 不撤不散
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世界と日本のOSのシェア

17/9/2017

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Photo by William Iven on Unsplash

iPhone Xの発表など話題に事欠かないデバイス界隈であるが、現在のOSのシェアはどうなっているのか。
最新のデータで、世界と日本の両面から俯瞰してみたい。

OS全体のシェア

まずStatCounterが集計した全世界のOSのシェアの推移について、2017年8月分までの一年分を眺めてみる。
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​2017年4月、遂にAndroidのシェアがWindowsを凌駕した。一方、iOSは10%台で安定した推移になっている。

では日本の場合はどうだろうか。
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日本の状況は、世界の動きとは全く異なることが一目で判る。
Windowsのシェアが圧倒的でおよそ半分を占めており、続いてiOSが20%ほど。そしてOS XとAndroidが続く。

​
デスクトップのOSのシェア

次にデスクトップのOSのシェアを見てみたい。こちらはMarketShareの集計によるもので、全世界の2017年8月分のデータである。
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この8月に至っても、世界的にWindows 7がほぼ半分を占めており、Windows 10は30%に達していない。
また既にサポート切れとなりセキュリティ上の問題が懸念されるXPが6%も残っている。憂慮せざるを得ない事態である。

​
モバイルのOSのシェア

モバイルでは、MarketShareのデータでもStatCounterと同様の傾向を示しており、2017年8月時点で、Androidが世界の3分の2を押さえている。
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iOSはAndroidの半分で3分の1に過ぎないが、いずれにせよこの二つのOSで完全に市場を押さえ込んでおり、Windowsなどは見る影もない。


実際のトランザクションでのOSのシェア

では手元のデータで、直近の日本でのトランザクションから、OSのシェアを見てみたい。
こちらの表は、私が運営するブログ「ロックっていいね!倶楽部」の2017年8月の日々のアクセス数を集計したものである。
アクセスの総計は21,729であるため、母数としてはまあ十分であろう。
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​トップの二つはAndroidとiPhone用のiOSで、この二つで3分の2のシェアに達している。
ブログを制作するにあたっては、レスポンシブ・デザインを考慮する必要があるどころか、もはやモバイル・セントリックでなければならない状況になっていた。
またStatCounterで見た以上に、日本ではiOSが好んで使用されていることがわかる。
Windowsについては、7と10がほぼ横並び。国内ではWindows 7から10へのリプレイスが進んでいることが示唆されるが、それにしてもデスクトップ全体の沈下が著しい。StatCounterではまずまずのシェアを示していたが、実際に使用されているデバイスとしてはこの程度なのだろうと推測される。
タブレットについてはAndroidとiOSを合わせても5%程度に過ぎず、スマホの大画面化のあおりを受けているのだろう。
それにしてもLinuxがなかなか健闘しており、Windows8.0と8.1が合算してもLinuxに敵わないところも興味深い。
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