久保田直己 不撤不散
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懲りずに2025年もライブ三昧

20/12/2025

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コロナ禍以前はフジロックかサマーソニックかどちらかを選んでいっていたが、一昨年前から両方行くようになってしまった。
おまけに年初の rockin'on sonic まで加わってしまった。
もはやライブに行くために働いているようなものである。

1月4日(土)~5日(日) 幕張メッセ  rockin'on sonic

ロック誌のロッキング・オンと、「サマーソニック」などを主催するクリエイティブマンのコラボによる、初の新春イベント。
完全に洋楽ファンにフォーカスしたラインナップになっており、スタジアム級のバンドはいないものの、根強い人気を持つ顔ぶれで固めている。
一方、フジロックやサマソニのように、日本の若手バンドは一つもいない。
プロデューサーの山崎洋一郎氏が冒頭の舞台挨拶で「RockinやCountdownより年齢層が近くて嬉しい」と語ったように、他のフェスとは明らかに客層が違う。
20代以下の客はほとんどおらず、どう見てもアラフォー以上である。
海外からの客もとても多い。

初日は、新進気鋭のラヴキャットを皮切りに、プライマル・スクリームやパルプらベテラン勢の演奏が続く。
Primal Screamについては、前日の3日にボビー・ギレスビーが原宿でのパレスチナ支援アクションを応援してきたとのこと。
唸るベースの乗ったギターとサックスが絡み合う、最高のロックンロール・ショーを見せつけてくれた。

2日目は、淡々と爆音を放出するジーザス・アンド・メリー・チェインに続いて、マニック・ストリート・プリーチャーズが炸裂。
こちらもベテランらしいハードなステージをブチかましてくれた。
最高の正月である。
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1月11日(土) ビルボードライブ横浜 岸谷香

前年に続けて、岸谷さんのビルボードでのライブが年末から年始に移動になった。
ホーンセクションだけでも7名、総勢10名のビッグバンドを従えたステージも3年目である。
今回は30年も前に書いた曲や、EDM用に制作した曲をビッグバンド用にアレンジするなど、また新しい側面もみせてくれた。
ベッド・ミドラーやアレサ・フランクリンのカバーも圧巻。
終盤にはプリンセス・プリンセス時代の「パパ」を弾き語りで歌ってくれ、落涙するしかない。
最後は例によって「ダイアモンド」で大団円。
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1月25日(土) クラブチッタ アンディ・サマーズ

元ポリスのアンディ・サマーズがソロで来日した。
バック・バンドを付けずギター一本だけの演奏なので、文字通りのソロ・ライブである。
ソロ・アルバム "Triboluminescence" に収録されている "The Nature" で幕を開け、セロニアス・モンクのカバーやブラジル音楽など幅広い音楽を展開しつつ、要所要所にポリスのカバーを差し込む贅沢なものだった。
アンディが自分で撮影したという世界中の写真をバックに投影しながら、演奏してはトークを交えるステージで、ギター一本だけでも全く飽きさせない。
ギターを途中で取り換えることもチューニングし直すこともない、職人芸の世界であった。
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2月25日(水) 武道館 Mr. Big

2年前にフェアウェル・ツアーと銘打って来日したはずなのに、またフェアウェル・ツアーと称してやってきた。
ほんの2か月前の12月末にはエリック・マーティンをビルボードで観たばっかりである。
同じ日の横浜でのグリーンデイと被ってチケットを買ってしまうという大失敗をやらかしてしまったが、とりあえず忘れることにする。
会場の武道館は二階席の一番上までびっしり満席であった。
セットリストは新旧幅広くピックアップされたヒット・パレードで、"Mr. Gone" で幕を開け、"Daddy, Brother, Lover, Little Boy" ではマキタのドリルを持ち出し、アンコールは定番の "To Be With You" で、安定の予定調和。
前回の来日でも見事にパット・トーピーの穴を埋めてくれたニック・ディヴァージリオが、今回も大活躍だった。
もはやこのまま延々とフェアウェル・ツアーを続けてもいいのではないか。
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2月28日(金) ビルボードライブ横浜 トッド・ラングレン

このところ頻繁に来日してくれるトッド・ラングレンだが、2023年はダリル・ホールとの共演だったので、本人名義のライブは2018年のすみだトリフォニー以来である。
思い返せば、1979年の中野サンプラザや、2015年のフジロックのホワイトステージなど、半世紀近くも彼のライブに通ったことになる。
ビルボードでは通常撮影禁止なのに、今回は堂々と「写真・動画撮影OK」との張り紙がされていた。
12年前のビルボードのライブでは、トッドの指示で座席が撤去されて立ち見のみになったこともあったので、この日の撮影解禁もおそらく彼の意向なのだろう。
今回は6名のフル・バンドを従えての演奏で、彼の長いキャリアから幅広く選曲してくれた。
1979年のライブでも演奏してくれたハードなナンバー "Love in Action" とか "A Dream Goes On Forever" あたりを目の前で演奏されたら泣くしかない。
ビルボードなので、演奏時間は70分くらいだったのが残念だが仕方ない。
また大きめのホールでがっつり演奏してほしいものである。
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3月27日(木) Zepp Haneda  フレーミング・リップス

ネオ・サイケの雄としてデビューしたフレーミング・リップスも、40年近い経歴を誇る古参のバンドになってしまった。
この日はコーネリアスを対バンに携えてのライブとなった。
今回のワールド・ツアーは "Yoshimi Battles the Pink Robots Tour" と名付けており、2002年にリリースした同名のアルバムを再現する内容であった。
サイケなライティングや、エアで膨らませた巨大な人形 the Pink Robotsなど、目を奪われる演出に加えて、ウェイン・コインのMCによる煽りが冴えまくる。
対バンがコーネリアスだし、ハコは羽田だし、行くまでがダルさ満タンだったが、全て吹き飛んだ。
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3月30日(日) 幕張メッセ PUNKSPRING

春先好例のPUNKSPRINGである。
今年はアメリカのペニーワイズやイエローカード、日本からはクロマニヨンズのようなベテランに加えて、さらに超ベテランのセックス・ピストルズ、バッド・リリジョン、イギー・ポップという豪華な顔ぶれとなった。
とりわけセックス・ピストルズは、まだ自分が高校生だったときに衝撃を受けてから半世紀も経過しての初観戦ということもあり、ボーカルがゲストのフランク・カーターであってもとても楽しみであった。
ピストルズは "Holidays in the Sun" で幕を開け、"Pretty Vacant" "God Save the Queen" "E.M.I."といった名曲を次々と繰り出しながら、最後は約束の "Anarchy in the U.K." である。
途中 "Liar" を歌いながら客席にダイブしたまま行方不明になってしまったフランクに戸惑いながら、「これはパンクのショーなんだ。時間も決まってるしな。」と言い放って強引に "God Save the Queen" を弾き始めたスティーヴ・ジョーンズ。
シドやジョンがいたときのトラブルは、こんな程度ではなかったのだろう。
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4月5日(土) ビルボードライブ横浜 吾妻光良 & The Swinging Boppers

ニューアルバム "Sustainable Banquet" のリリースを記念したライブ。
総勢12名のバンドに女性ボーカルのLeyonaを迎えた大所帯だった。
吾妻氏が現れる前に全員がソロを取る曲に続けて、ニューアルバムから軽快な "打ち上げで待ってるぜ" や "Big Bug Boogie" などをぶちまけてくれる。
吾妻氏による曲間のMCも実に軽快。
今年は既にビルボードで三回目のライブになるとのことだが、さらに続けてほしい。
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4月19日(土) 武道館 エリック・クラプトン

2023年の4月からちょうど2年ぶりにエリック・クラプトンが来日した。
今回は東京・武道館でのみ、8回の公演である。
この日に4月14日、16日、18日と演奏しており、19日はこの来日での4回目に当たる。
予定通り17時ぴったりに客電が落ち、18時45分まで二時間弱の演奏。
思い起こせば、80年代の来日では開幕が一時間押すのも当たり前で、まともに演奏できないくらいべろべろに酔っぱらっていたこともあった。
当時と比べれば、オンスケで始まるだけでも驚異的である。
しかも、途中にアコースティック・セットを挟んだとはいえ、ほぼ立ちっぱなしであった。
これを二週間に渡って連日続けるのだから、恐るべき80歳だ。
思えば、エリック・クラプトンは1975年の二回目の来日からほぼ欠かさず観ているので、実に半世紀に渡る付き合いである。
14歳と30歳が、64歳と80歳になってしまった。
光陰矢の如し。
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4月22日(火) 武道館 シンディ・ローパー

2019年秋から6年ぶりの来日。
初日の大阪公演に続く、東京・武道館でのライブである。
ブロンディの "One Way or Another" が爆音で流れる中、客電が落ちると軽快な "She Bop" でスタート。
すっかり立派な体格になったシンディは、とても71歳になったとは思えない強力な声量で歌いきった。
本人のMCによれば、今回は音と映像を合わせたアートだとのことで、強力なバンド演奏に加えて、カラフルな映像も展開してくれた。
何より震災などを通じて日本びいきとなったシンディらしく、MCもすべて通訳を付けて日本語にしてくれる親切ぶりである。
"Time After Time" では「スマホはムカつくんだけど、この曲ではみんな出して!」と促し、武道館いっぱいにスマホのLEDが揺れる景色になった。
またアンコールの "True Color" は、アリーナ席の真ん中に設置した小さなステージまで歩いてきて、巨大なレインボウ・フラッグを振り通した。
途中のMCでも「合法的な妊娠中絶を支援する」など女性の権利強化を訴えており、シンディらしさは全く失われていなかった。
最後はお約束通り "Girls Just Want to Have Fun" で大団円。
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5月5日(月) Kアリーナ横浜 ガンズ・ン・ローゼズ

2022年11月以来、3年ぶりの来日である。
前回はすべて、さいたまスーパーアリーナでのライブだったので、横浜での公演は2017年以来となった。
今回の来日公演は一回限りで、ゴールデンウィーク中ということもあり、全国から駆け付けた方々も多かったのではないか。
ツアー直前にサポート・ドラマーのフランク・フェラーが脱退しまい、アジア・ツアーはどうなることかと懸念されたが、急遽参加したアイザック・カーペンターはダフとのツアー経験もあるベテランで、短期間でもキャッチアップして、しっかりとバンドを支えてくれた。
アクセル、スラッシュ、ダフのオリジナル・メンバーに加えて、ディジー・リード、リチャード・フォスター、唯一の女性メンバーであるメリッサらのサポート・メンバーも安定した演奏を見せてくれた。
アクセルとスラッシュは年相応の肥え方だが、ダフの引き締まった痩身が印象的である。
ダフと言えば、今回もラモーンズのTシャツを着ていたが、何着もっているのだろうか。
ライブは予定より20分ほど遅れてのスタートとなったが、とにかく盛りだくさんで、丸三時間も演奏してくれた。
頭の "Welcome to the Jungle" と最後の "Paradise City" はいつものお約束だが、今回は "You Could Be Mine" やシン・リジーのカバー "Thunder and Lightning"、"Don't Cry"、"Hard Skool"、"Absurd"、"Madagascar" が、ライブで初めて演奏されたのではないかと思われる。
また "Sweet Child o' Mine" の直前に、スラッシュのギター・ソロ曲として、ブルース・ブレイカーズ時代のエリック・クラプトンもカバーしたフレディ・キングの "Hide Away" をほぼ完コピで演奏したのも驚きであった。
願わくば、横浜で一回と言わず、全国で数回やってほしかった。
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6月13日(金) EX Theater Roppongi  スパークス

スパークスがまた来日した。
このところほぼ一年おきに来日してくれるので、本当に「また」である。
アルバムも新作 "Mad!" がリリースされたばかりだ。
セットリストは新作から5曲演奏され最も多かったが、70年代の名曲 "Kimono My House" や "No.1 in Heaven"、前作の "The Girl Is Crying in Her Latte" に至るまで、幅広いものになった。
特に "Please Don't Fuck Up My World" は恐らくライブで初の演奏であり、"Reinforcements" や "All You Ever Think About Is Sex" "Whippings and Apologies" は17年ぶりと思われる。
全ての演奏が終わった後には観客をバックにバンド・メンバー全員での記念撮影タイムとなった。
その後も心残りなのか、ロンもラッセルもなかなかステージから引っ込まなかったのが印象的だった。
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6月25日(水)ビルボードライブ東京 ピート・ロス・トリオ ft. ビル・ブルーフォード

ピート・ロス・トリオのメンバーとして、ビル・ブルーフォードが来日した。
15年くらい前にドラムのワークショップで来日した際に握手してもらった記憶があるが、生で演奏を聴くのは初めてである。
半世紀も前にイエスやキング・クリムゾン、UKを聴いて以来、どれほど待ったことか。
会場はビルボードなので、ライブ中の撮影は厳禁。
しかし幸運にもビルの真ん前の席だったので、ドラムキットや、ステージ上のセットリストを写すことができた。
セットリストは、春のヨーロッパ・ツアーのときのものと大きな変化は無い。
3曲目に何とドボルザークの交響曲第9番「新世界より」をもってきた他、ビルの曲である "If Summer Had Its Ghosts" と "Original Sin" も演奏。
さらにジャズのスタンダード・ナンバーのカバーであるチャーリー・パーカーの "Billie's Bounce" やジョン・コルトレーンの "Mr. P.C." も披露された。
ビルのドラムキットは至ってシンプルなもので、タムは一発だけ。
生音は決して大きなものではなく、チューニングも特殊なものではなかったが、ビルのスネアやタムがカンカンいう正体がリムショットだったことに気づかされた。
50年前のクリムゾンの全盛期でのあの音は、全部リムショットの超速演奏だったのだろう。
恐るべし。
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7月25日(金)~27日(日) フジロック

フジロック初日はホワイトステージへ移動して、まず女性ボーカルを中心としたスクリーモ系のエッカ・ヴァンダルや、「ニジェール共和国が産んだサイケ・ヒーロー」と謳われるエムドゥ・モクターを観る。
続けて数年ぶりのライブ観戦となったMiyaviとなった。
演奏はキレッキレだったのに、MCで「この国が一番好きです」とか言い出して、一気に気持ちが萎える。
愛国バカ発言の不意打ちはマジで勘弁してほしい。

二日目はグリーンステージの前方に陣取り、朝一番のカトリエル & パコ・アモロソを観る。
ラテンのリズムにスペイン語でのギャングスタ・ラップという新しさを堪能。
その後昼過ぎから激しい雷雨になってしまい、体がすっかり冷え込んだので早めに撤収。
後は山下達郎だし、未練はない。

三日目はフィールド・オブ・ヘブンで過ごす。
まず、吾妻光良 & The Swinging Boppersを観るため、最前列でかぶりつき。
次は、若手女性ブルース・ギタリストとして一気に知られるようになったグレース・バウアーズ。
ブルース系が続く。
その後のジェイク・シマブクロも、凄かった。
ジェフ・ベックの“Cause We`ve Ended as Lovers”を演奏したかと思えば、ビートルズの "While My Guitar Gently Weeps" になり、さらには亡くなったばかりのオジー・オズボーン追悼の "Iron Man" まで始まった。
もはやウクレレという楽器を完全に超越している。
続く「スティールギター界のジミヘン」と紹介されていたロバート・ランドルフも、非常に良質かつ重量級のハードロック、ブルースロックであった。
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8月16日(土) サマーソニック

2025年のサマソニは観たいバンドが初日に集中したので、一日だけの参戦になった。
まずMountain Stageで日本の若手バンドのチャイルドスポットや、英マンチェスター出身のホット・ミルクを観る。
若き日のジョーン・ジェットのようで、とても良い。
ここからモノブロックを観るためにSonic Stageへ移動し、Hydeを観るために再びMountain Stageへと、行ったり来たりである。
Hydeが悪いわけでも無いが、ナルシスティックな演出が斎藤元彦を想起させて気持ち悪くなってきたので、一旦退避して休憩。
体力が回復したところで、Pacific Stageへ移動して、前年も観たバンド・メイド。
昨年と同様に、サウンドチェックのときから全力疾走である。
そしてBabymetalのために、再再度Mountain Stageへ戻る。
Babymetalはこれまでにサマソニに加え、フジロックやガンズのオープニング・アクトなど、通算で10回近く観ているはずだが、もはや全ては思い出せない。
最後は今回の目玉のプロディジー。
長年待ちわびた来日である。
残念ながらキース・フリントが鬼籍に入ってしまったが、マキシムだけでも凄まじい存在感だった。
20曲近い演奏で持ち時間を大幅にオーバーし、丸二時間近くのステージになった。
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8月28日(木) EX Theater Roppongi  ウルリッヒ・ロート

久しぶりのウルリッヒ・ロートである。
以前は2015年、ラウドパークの2016年、2019年と立て続けに来てくれたのに、コロナの蔓延により6年ぶりとなった。
今回はウリが「スカイ・オーケストラ」と呼ぶ8名の日本人による管弦楽団を率いての演奏である。
途中に5分間の休憩を挟んでの二部構成で、実に二時間半にわたって演奏してくれた。
一部では、まずオーケストラを従えてのモーツァルトなどのクラシックで開始。
「サンプラが無くなってもうた」とぼやきつつ、新曲の "Cyber Dreams" や "Spirit of the Heart" を披露し、"Hiroshima" に続けてスコーピオンズの "The Sails of Charon" をオーケストラ・アレンジで演奏後、休憩。
休憩後はいったんバンド編成でスコーピオンズの "Sun in My Hand" "Pictured Life" "Catch Your Train" をオリジナルに近い形でハードにぶちかましてくれた。
その後もスコーピオンズのナンバーが続いたが、"We'll Burn the Sky" ではバイオリンの女性がステージに戻り、なんとウリと掛け合いを始めた。
さらに、そのままオーケストラのメンバーが少しずつ戻り、最後の "All Along the Watchtower" では「クラシックのプレイヤーはインプロビゼーションやったことないから」と言い放って、フルートとバイオリンの二人にその場でアドリブのソロを執らせることまでやって見せた。
過去のステージとは大きく変わる内容で、実験的で面白いものだった。
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9月1日(月) 武道館 BEAT

元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューとトニー・レヴィンが、スティーヴ・ヴァイやダニー・ケアリーと組んで、80年代のクリムゾンの曲を演奏するプロジェクト。
ツアーを行わず、東京での一晩限りのステージである。
ライブは、およそ15分ほどの休憩を挟んで、それぞれ一時間ほどの二部構成となった。
一部ではライブで演奏されることが少なかった曲で構成され、二部は怒涛のヒットパレード。
トニー・レヴィンのスティックマンやスティーヴ・ヴァイのソロでは会場がビルボードで、本家のクリムゾンもオーチャードホールだったのに、このメンバーではいきなり武道館満席というのも面白い。
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9月17日(水) 武道館 スマッシング・パンプキンズ

90年代を代表するバンドの一つであるスマッシング・パンプキンズが久しぶりに来日した。
今回は2013年のサマソニ以来の来日で、武道館は2000年から実に25年ぶりである。
バンドはビリー・コーガン、ジェームス・イハ、ジミー・チェンバレンの3人に、キキ・ウォンら3人のサポートが加わった6人編成だった。
ステージは19時ジャストに始まり、まるで2時間を測ったかのように21時ピッタリに終了した。
ちょうど折り返し辺りでベルリンの "Take My Breath Away" のカバーなどをスローテンポで演奏した他は、すべてミドルテンポの爆音曲で、観客席ではヘッドバンキングが炸裂していた。
会場がサマソニのメッセあたりだったら、サークルピットやダイブの嵐になったことであろう。
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10月1日(火) 武道館 チープ・トリック

チープ・トリックが久しぶりに来日した。
本来は2022年に全国ツアーを行う予定だったが、リック・ニールセンの体調不良のためキャンセルになってしまい、今回もあまり体調が回復しきっていないようで、大阪と東京の二回だけの公演となった。
セットリストは文字通りのヒット・パレードだったが、11月にリリースが予定されている新曲 "Twelve Gates" もライブで初のお披露目となった。
リックは腰を曲げたまま動き回らず、ロビンも高音の音程が思い切りフラットしまくっていた。
年齢が70代中盤にかかっているので、まあ仕方なかろう。
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10月7日(火) さいたまスーパーアリーナ フー・ファイターズ

2015年と2023年のフジロック、2017年のサマーソニックのいずれも観に行ったが、単独のライブは2008年以来。
デイヴ・グロール自身も「クローズドな場所での単独ライブは17年ぶりだ」と言っていた。
"My Hero" は「初めてフジロックに出演した際に観た日本のバンドのハイロウズが素晴らしかった」ので、彼らに捧げるとのこと。
また "No Son of Mine" ではモーターヘッドの "Ace of Spades" のカバーを挟んでくれた。
施設の関係上22時ぴったりに終らなければならないため、直前のシンガポールでのセットリストと比較すると数曲カットされてしまっていたのが残念だが、念願の単独公演を観ることができてとても嬉しい。
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10月16日(木) 武道館 ナイト・レンジャー

2022年の40周年記念の来日から3年経ち、ナイト・レンジャーがまたやって来た。
前回は人見記念講堂で、それ以前の来日でも渋谷公会堂などほぼ同じ規模の会場だった。
武道館でのライブは1986年以来、実に39年ぶりである。
前々日の大阪でのライブが15分押しだったという話を予め聞いていたが、武道館でも同じである。
ビースティ・ボーイズの "Fight for Your Right" が爆音で流れる中 "This Boy Needs to Rock" で開幕。
途中からディープ・パープルの "Highway Star" に代わる仕掛けだった。
セットリストが大阪のものとは全然違うのにも驚かされた。
バックの映像が殆どロゴだけで、演奏と同期を取る動画のような仕組みになっていないので、変幻自在にできるのであろう。
ステージのセッティングもとてもシンプルである。
またブラッド・ギルスがオジー・オズボーンの最後のステージに参加したこともあり、途中でオジーに黙祷。
そのまま "Crazy Train" になだれ込む反則技である。
最後は "Sister Christian" に "Don't Tell Me You Love Me" とヒット曲を続け、アンコールで "Goodbye" と "Rock in America" というエモーショナルな〆となった。
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10月25日(土) 東京ドーム オアシス

長年にわたって仲違いをしていたギャラガー兄弟がようやく和解してオアシスを再結成し、16年ぶりに来日した。
近年ではそれぞれ別々に来日を繰り返しており、ノエルはサマソニとフジロック、リアムが武道館とサマソニで演奏しているが、二人が揃ったステージは本当に久しぶりである。
それだけにチケット争奪戦がすさまじかった。
ステージは爆音の "Hello" で開幕。
"Morning Glory" や "Some Might Say" などヒット曲を惜しげもなく連発し "Supersonic" ではノエルがアコギで弾き語りをかましてくれた。
本編を "Rock 'n' Roll Star" でいったん締めた後は、怒涛のアンコール。
"Don't Look Back in Anger" では5万人の壮大なシンガロングになった。
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11月16日(日) ビルボードライブ東京 鈴木茂

「BAND WAGON発売50周年記念ライブ」と題しただけあって、アルバム "ND WAGON" 収録された全曲を頭から順番に演奏してくれた。
アルバム収録曲は9曲しかないので正味のステージで出し尽くし、アンコールでは次のアルバム "Lagoon" に収録された "Lady Pink Panther" などを披露。
アレンジはアルバムとほぼ同じだったが、ギターソロのパートが長く、しかもスライドの炸裂。
ボーカルの高音がきつそうなところまで50年前と全然変わっていない。
"Lagoon" は高校一年のときに購入した愛聴盤だったが、ライブで聴くのは50年も経って初めてだったので、涙腺が決壊してしまった。
来年は「Lagoon 50周年記念ライブ」をやってくれるとのことで、めちゃくちゃ楽しみである。
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11月25日(火) EX Theater Roppongi マイケル・モンロー

このところ毎年来日してくれるマイケル・モンロー。
2024年2月のライブはハノイ・ロックスのアルバム "Two Steps from the Move" の再現ライブだったが、今回はいきなり "Dead, Jail or Rock 'n' Roll" で始まり、おなじみの "I Live Too Fast to Die Young" や "Last Train to Tokyo" を演奏。
その後は、新曲を2曲披露してくれたが、これらの新曲をライブ演奏するのは初めてとのことで、東京だからこそだというMC。
有難いことである。
なお途中でジョニー・サンダースの "You Can't Put Your Arms Around a Memory" をカバーしたことにも驚かされた。
後半も "Malibu Beach Nightmare" や "Up Around The Bend" などで大盛り上がり。
ステージ前の観客から受け取った似顔絵のうちわや花輪などのプレゼントをとても嬉しそうに扱うマイケル。
これは毎回のライブで観られる光景だが、彼の温かい人柄が現れていて、いつも嬉しい気持ちになる。
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12月6日(土) 東京国際フォーラム 上原ひろみ

Hiromi's Sonicwonder名義での日本ツアーの東京二日目。
ブルーノートではチケットが瞬殺で売り切れてしまうので、大きなホールで演奏してくれるのは本当に有難い。
2012年にサイモン・フィリップスと共にフジロックに出演したのを観て以来である。
一曲目はバンドの名称にもなっている "Sonicwonderland" を20分演奏し、続けて最新アルバム "OUT THERE" からタイトル・ナンバーを40分も演奏。
二曲で既に一時間超えており、ここでいったん20分の休憩。
もはや殆どプログレだ。
休憩後も大曲をたっぷり演奏してくれたので、ライブの正味の時間は二時間を超えた。
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12月15日(月) ビルボードライブ横浜 エリック・マーティン

2024年末に六本木のビルボードで観て、二月はMr. Bigとして武道館のライブがあったので、一年間で三回もエリック・マーティンを観ることになった。
この日のライブは17:30からの1stセットが Mr. Vocalist としてカバーを歌い、2ndセットがMr.Bigの曲を中心に歌うというもの。
Mr. Bigは観たばかりなので、1stセットを選ぶことにした。
オープニングは坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」で、美空ひばりの「川の流れのように」や、John Lennonの "HAPPY XMAS (WAR IS OVER)"からの山下達郎「クリスマスイブ」の流れに落涙。
唯一、アンコールのみMr. Bigのナンバー "To Be With You" で大満足となった。
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2026年も正月から rockin'on sonic で飛ばしていきます。
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