久保田直己 不撤不散
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4人のティーンによる反差別パンク

22/5/2021

1 コメント

 
画像
Photo by Jason Leung on Unsplash
4人のティーンの女性バンド The Linda Lindas によるロサンゼルス公共図書館でのミニ・ライブの動画が、投稿からわずか1日で200万回以上も再生されて、話題を集めている。
曲のタイトルは「人種差別・性差別野郎 (Racist, Sexist Boy)」というもの。

Don't mess with The Linda Lindas.

Watch the full concert: https://t.co/Usv7HJ1lLR pic.twitter.com/pKZ5TKDdiA

— L.A. Public Library (@LAPublicLibrary) May 20, 2021
歌詞も、
お前ら人種差別・性差別野郎が娯楽で破壊したものを、私たちが立て直してやる
​You have racist, sexist joys/We rebuild what you destroy
お前らは聞きたくないものから目をそらす
You turn away from what you don’t wanna hear
のように、反人種差別、反性差別に満ちた内容になっている。
彼女たちのFacebookページによると、このライブはアジア・太平洋系米国人の文化遺産継承月間である5月に合わせて、全米人文科学基金の協力のもと、アジア・太平洋アメリカ図書館連合会が共催した。

The Linda Lindas は、アジア系とヒスパニック系のベラ、エロイーズ、ルシア、ミラの4人の少女たちで構成されている。
このうちアジア系メンバーの父はマーティン・ウォンで、アジア系アメリカ人向けのカルチャー雑誌 "Giant Robot" の創設者として知られている。
またヒスパニック系メンバーの父のカルロス・デ・ラ・ガルザは、パラモアやベスト・コースト、バッド・レリジョンなどのエンジニア、プロデューサーである。
折しもトランプが扇動したアジア系市民に対するヘイト・クライムが全米に広がる中、差別主義者に投げつける歌詞 "Poser! Blockhead! Riffraff! Jerk face!" は時勢を得たものとなった。

図書館でのライブの全編は、バンドのFacebookページで視聴が可能。
またNetflixによるプロモも公開されている。
1 コメント
玉響海月/tamayurakurage link
22/5/2021 13:53:49

勇気が出る記事をありがとうございます!

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