久保田直己 不撤不散
  • Home
  • Blog
  • Music
  • Politics
  • About

エレクトリック・レディランド50周年記念盤 開封の儀

24/11/2018

0 コメント

 
Picture
Photo by Brooke Cagle on Unsplash

先日のビートルズ「ホワイト・アルバム」を追いかけるように、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの「エレクトリック・レディランド」50周年記念盤が届いた。
既に11月20日に宅配で到着していたのだが、これは開封の儀を執り行うべき神聖な代物なので、この週末まで取っておくことにしておいたのである。
ところで報道で聞くところによると、我が国が誇る100田センセーの信者たちは、例のコピペ本を購入するや否や神棚に供えているらしい。
傍から見たら似たような光景かもしれないが、こちらはもっと崇高なものである。
まあいい。こんなところで張り合っても仕方がない。

ともあれ開封の儀である。
まず全景だが、記念盤全体はLPサイズにデザインされている。
Picture

​そして音源はCD 3枚とBlu-rayで構成されている。
CD 1枚目が「エレクトリック・レディランド」本体のリミックス盤で、2枚目はデモ音源やアウトテイク集になっている。
3枚目はなぜか「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル」。
Picture

また記念盤自体が写真集と解説書になっており、なかなか読み応えのある内容になっている。
​「エレクトリック・レディランド」のオリジナル版のジャケットは女性のヌード写真で知られているが、解説によるとジミ本人はこのジャケットを激しく毛嫌いしていたとのこと。
ジミが不快な表情を全開にして噛みついている写真が収められている。
Picture

​今回の記念盤のジャケット写真は、ニューヨークのセントラル・パークでリンダ・イーストマン(言うまでもなく、後のリンダ・マッカートニー)が撮影したものが使用されている。
ジミはこちらを望んでいたそうなので、今回の記念盤で本来の形になったのだろう。
なおこの写真は、ジミの権利関係を管理するエクスペリエンス・ヘンドリックスが設立されてから再発された、1997年のリマスター盤のライナーにも収められていた。
Picture

​ところで肝心の音であるが、ドラムの音が片方のチャンネルにひと塊になったままなど、さすがにリマスターでも音源の古さをカバーしきれていないところが気になってしまった。
ビートルズのように、徹底的にトラックをバラすことができるようなマスターになっていなかったのだろう。
こればかりはどうにもならない。
0 コメント



返信を残す

    Categories

    すべて
    Business
    Law
    Music
    Social

    RSSフィード

不撤不散
HOME        BLOG        MUSIC        POLITICS        ABOUT
All copy right reserved.  Since March 18 2017.
  • Home
  • Blog
  • Music
  • Politics
  • About