6月8日、東京のど真ん中の銀座エリアで安倍政権に辞任を求めるデモが決行され、およそ400名の人々が集まった。
中心となった「怒りの可視化」は、Facebookページで次のように呼び掛けている。 安倍政権の終わりの始まりにする2019年、デモ3発目になります。今回もコールは「安倍は辞めろ」のみになります(一部エリアでは例外あり)。安倍晋三が辞めなくてはいけない理由は腐るほどありますが、皆さんが考える「最も辞めるべき理由」をプラカ、ゲートフラッグ、ダンマクに託して来てください。
実際、歴代の政権の中でも最長となる気配がある中、安倍政権が行ってきたことは、憲法を捻じ曲げての「集団的自衛権」容認、特定秘密保護法や共謀罪の強行採決、辺野古での沖縄の民意無視など、国民の権利をはく奪するものばかりであった。
一方、経済や外交に「強い」安倍政権という言質も、大企業の内部留保だけを潤した「アベノミクス」や、全く進展のない北方領土問題や拉致問題など、「やっている感」を演出しているだけで何ら中身のない幻想にすぎない。 さらにここへ至っては、株価を維持するために国民の年金を突っ込んでにっちもさっちも行かなくなった挙句、責任者である金融担当相・麻生太郎が「年金で足りない分は2,000万円貯蓄しろ」と国民への責任転嫁を言い出す始末である。 本当に「安倍晋三が辞めなくてはいけない理由は腐るほどある」中で、今怒らずして何時怒るというのだろうか。
デモは、正午過ぎに日比谷公園の中幸門を出発し、東電本社前、銀座・数寄屋橋を通過して、鍛治屋橋通りへ入り、京橋で解散した。
徒歩でおよそ一時間のコースである。 ここでは #AbeOut0608 というタグで流れてきたツイートで、デモのもようを追ってみたい。
6月8日のデモは、安倍政権に対する一連の抗議行動の号砲である。
これから9日は青山・原宿地区でのデモ、16日は「年金返せ」デモ、そして25日には国会前での抗議集会が予定されている。
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