画像は「年金返せデモ」告知用ツイッター・アカウントから借用
7月14日、渋谷のハチ公前広場で「年金返せ渋谷ハチ公前大抗議集会」が開催された。 抗議は特定の団体が主催や後援をしたわけではなく、個人有志の集まりによって行われたものである。 雨が降る中、18時から20時までの2時間、広場は多くの人でびっしりと埋め尽くされた。
抗議はコールとスピーチが交互に行われる形で進行していったが、ここでは年金の専門家である全厚生労働組合書記長の川奈氏と、被保険者の代表として立った中田氏(ファンクバンド「オーサカ=モノレール」メンバー)のスピーチを書き起こして紹介してみたい。 なお全厚生労働組合とは、厚生労働省およびその関係機関(日本年金機構を含む)で働く職員で組織される組合である。 (ご両者のスピーチで聞き取れない箇所を一部省略させていただいた。) 私は19才の時からずっと社会保険事務所で働いています。先ほど司会の方も言っていましたが、今回の2000万円の話、職場でも怒りの声があがっています。年金事務所でも「いくら丁寧に年金相談をしても、あんなこと言われたら全部お終いだよ。」と、そんな怒りの声が職員からもあがっています。 僕もめっちゃ怒ってますよ。これ本末転倒ですよ。ちゃいますか。 年金問題は、7月21日に実施される参議院選挙の最大の争点として、よく考えておきたいところである。
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