久保田直己 不撤不散
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2017年 ライブ三昧を振り返る

23/12/2017

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​Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash

ここ数年、国内外のミュージシャンを問わず片っ端からライブを観に行っているが、2017年は全部で20件を超えていた。
いくつかの大規模なライブについては、「ロックっていいね!倶楽部」でセットリストなどを紹介してきたが、この際全部洗い出してみることにした。
​基本的に自分用の備忘録でもあるので、適当に流していただけるとありがたい。

  • 非常階段×畑中葉子  1/6(金) 四谷アウトブレイク
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一年の最初のライブがこれである。
キワモノと言えばその通りなのだが、非常に楽しかった。
JOJO広重氏の「ノイズに間違いという言葉はない」というMCと、畑中さんの温泉ホテルでの歌謡ショー宣伝がひとつのステージから発せられるカオス感。
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  • ダイナソーJr.  1/27(金) 六本木EXシアター

​畑中階段が強烈過ぎて、記憶から飛んでしまっている。残念。

  • ガンズ・アンド・ローゼズ with BABYMETAL 1/29(日) さいたまスーパーアリーナ
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ガンズは1988年にサンプラで観て以来、およそ30年ぶり。アクセル・ローズの風貌はすっかり変わってしまったが、ダフはスリムでまったく変わっていない。
​スラッシュのギターも健在。
本来は客層が違うであろうヘッドライナーのBABYMETALにも大きな歓声があがっていた。よい事だ。

  • ジェフ・ベック 東京国際フォーラム 1/30(月)
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最新アルバム "LOUD HAILER" の曲を中心に "The Revolution Will Be Televised" からスタート。
トラメガと抗議と左翼が先端である。
​何となく、ざまあみろだ。
ところでこの数年、タル・ウィッケンフェルドをはじめ女性プレイヤーを起用することが多かったジェフだが、今回も女性ギタリストのカルメン・ヴァンデンバーグがきれっきれのサイドワークを聴かせてくれた。

  • スティック・メン with メル・コリンズ  ビルボード東京 ​2/20(月)
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キング・クリムゾンとして来日してさほど時間が経っていないのに、スティック・メンとしてトニー・レヴィンとメル・コリンズが再来日。
クリムゾンのナンバーも "Lark's Tongues Aspic PartII" などを演奏。
​本家と比べるのは酷だが、カバーはどうしても音が薄くなってしまう。

  • ベリンダ・カーライル ビルボード東京 ​2/28(火)
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たまには、まったく気分を変えて、こうしたライブに出かけるのもよいものだ。
​ゴーゴーズの曲も盛りだくさんで贅沢なステージだった。

  • レジデンツ ブルーノート東京 ​3/21(火)
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最近のブルーノートはどうしたのだろうか。
年に何回か、ジャズ本流からかけ離れたアーティストを招聘しており、2017年も、レジデンツやジョン・ケイルなどがプレイしている。
今回は残念ながらステージでの目玉の被りものはなし。
​3日間のライブはすべて満席だったもよう。

  • スティーヴン・タイラー 武道館 ​4/11(火)
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2017年度のベストの一つ。
​詳細は「スティーヴン・タイラー来日 武道館セットリスト」をご覧いただきたい。 

  • ジョン・アンダーソン オーチャードホール ​4/17(月)
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残念ながらクリス・スクワイアは鬼籍に入ってしまったが、まさか2017年になってジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンをひとつのステージで観られるとは思わなかった。
こうしたライブは今のうちに、できるだけ観ておくしかない。
セットリストなどの詳細は「Anderson, Rabin and Wakeman 初日セットリスト」にて。

  • 鈴木茂  ビルボード東京 ​6/19(月)
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鈴木茂さんの "LAGOON" は40年を超える愛聴盤になっており、最近は毎年ビルボードでの彼のライブへ通っているものの、このアルバムからの演奏がないのが寂しい。
ローウェル・ジョージを思わせるような絶妙なギターワークと比べ、ボーカルが細すぎるが、それも含めて彼の持ち味なのであろう。

  • フィル・マンザネラ ビルボード東京 ​6/30(金)
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実はフィル・マンザネラをライブで聴くのは初めてであった。
もともとキューバ出身の彼らしく、ラテン系のミュージシャンで固めていた。
​この編成で聴く "More Than This" もまたよし。
なおライブ演奏をそのままCDに収めたパッケージの予約を、ライブ当日に受け付けるという商法が取られていた。
既に数年前からピーター・ガブリエルなどが同様の方法でライブ音源をリリースしていたが、ブート対策とファンへの還元を兼ねたものとして支持したい。 

  • サマーソニック  幕張 8/19(土)20(日)
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初日は雷雨だったので屋内に避難し、二日目は朝からスタジアムの席に陣取り、ビールを飲みながらだらだらと過ごした。
今回の目当ては、二年前にフジロックでも観たフー・ファイターズ。
それからフジロックではフー・ファイターズと重なってしまって観られなかったロイヤル・ブラッド。
また十数年ぶりになるスティーブ・サラスも楽しみだった。
そしてまたしてもBABYMETAL。
あとは全然知らなかったザ・ストラッツが最高なロックンロール・バンドで、こうした発見もフェスならではある。
なお一日中スタジアムから見下ろしていた感触では、Man With A Mission の動員が最大だったと思われる。
フー・ファイターズの詳細は「サマソニでフー・ファイターズが大炸裂」に記載させていただいた。 

  • アート・オブ・ノイズ  ビルボード東京 9/2(土)
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普段はEDM系はまったく聴かないのだが、80年代にリアルタイムで彼らのオーケストラヒットを体験していたので、どうなっているのか観に行った次第。
気さくな人達であった。

  • デュラン・デュラン  武道館 ​9/20(水)
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デュラン・デュランも30年ぶり。オープニングアクトのシック共々、2017年のベストのひとつに挙げておきたい。
こちらも詳細は「デュラン・デュラン 武道館セットリスト」で紹介している。

  • ブレッカー・ブラザース  ブルーノート東京 ​09/22(土)
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テリー・ボジオ目当て。数年前に川崎のクラブCITTAで観た時は、ボジ夫のドラムキットがフル装備だったので、狭いブルーノートのステージでどうなるのかが最も気になるところだったが、さすがに櫓のようなドラムを持ち込むことはできず、通常6発あるバスドラも3つに抑えていた。
軽く40は超えるタム類も20個くらい。それでも他のドラマーと比べれば異常な多さではある。
ボジ夫は生音がでかいので、PAを通さなくても十分に爆音であった。

  • Mr.Big 武道館 ​9/26(火)
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最高のアメリカン・ロック・ショー。こちらも詳細は「Mr.Big 武道館セットリスト」で。

  • ジョン・ケイル  ブルーノート東京 ​10/07(土)
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レジデンツに続く、ブルーノートによる謎の招聘。
"Monday Morning" などヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲も多数演奏してくれたが、残念ながら客席は半分も埋まっていなかった。

  • ラウドパーク  さいたまスーパーアリーナ ​10/14(土)15(日)
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2017年のラウドパークの目的はアリス・クーパー。
​さすが長年築き上げてきた最高のパッケージ・ショーだった。
ニタ・ストラウスばかり観ていたわけではないが、結果的にそうなってしまったと言われても仕方ないので「ニタ・ストラウスを観た」もご覧いただきたい。

  • スパークス 東京キネマ倶楽部 ​10/24(火)
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2017年にもなって、こんなハコで、こんなバンドを拝めるとは。これも最高だった。
こちらの詳細も「スパークス 4年ぶりの単独来日ライブ」にて。 

  • スクリッティ・ポリッティ ビルボード東京 ​11/4(土)
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"Cupid & Psyche 85" が長年の愛聴盤だったので、来日を待ち望んでいたアーティストのひとつ。
打ち込みが基本になっているものの、グリーンがギターを弾きまくり、また往年の高音ボイスも健在だった。
ところで「スクリッティ・ポリッティ」とはイタリア語で「政治的文書」という意味だが、グリーンはMCで共産主義者であったことを明かしている。さすがだ。

  • 岸谷香 ビルボード東京 12/7(木)
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2017年ライブ行脚の最後は、ビルボード東京での岸谷香さん。
震災翌年に行われたプリンセス・プリンセスの復活ライブ以来であった。
バックはチェロとドラムだけで、本人もピアノやギターで八面六臂の大活躍。
今年50才になったとのことであるが、同じ時間を生きてきた人が元気に頑張っている姿は、本当に嬉しい。

しかし畑中階段で始まり、〆は岸谷香さんとなった2017年。カオスな一年であった。
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